こんばんは。


めんどりはまだ冬休みなので、家の片付けをしてゴミ出しして、まったり過ごしました。


叔母逝去のショックは相変わらずではありますが、めんどりは前を向こうと、とりあえず身辺整理。


そんな中、めんどりがだいぶ前に学校で関わった子が、北大に進学したという年賀状があり。


旧帝大に現役で入るという素晴らしい知らせに、めんどりは目を細めます。


日本一の広さの北大で、青春真っ只中の彼が走り回る姿が浮かぶわけです。


…めんどりの大学も、確か首都圏の私大では一番の広さだったぞ。(笑)


正門から体育棟まで歩いて15 分はあるから、今じゃ学内バスが走ってるんだけど、この間の箱根駅伝の方々は軽々走ってるらしいですな。


めんどりも走ったな。


ちょっと前は、先生時代のめんどりの教え子同士の結婚、そして正月は北大に合格した報告。


伊達に20年も、学校に勤めてませんな。


亡くなった叔母は、学校勤めのめんどりを褒めてくれていたので、めんどりは年賀状を玄関口の写真立てに飾ります。


向こう側の世界から見えるといいな。


北大は、めんどりが四半世紀前に、北海道の教員採用試験の二次試験の面接の後で、ちょっと寄ったんだけど。


あまりに広すぎて、迷いそうだからすぐ出て来ちゃったんだ。


確か上野駅から神田駅ぐらいまでが入っちゃうぐらいの広さだっていいますからね。


めんどりがさめざめ泣いている中、青春を謳歌する子や、人生最良の時を迎える子がいて。


めんどりが万が一その子達に会った時に、がっかりされるのは嫌だから、家から出たら、とりあえず背すじ伸ばして歩くようにしようって思いました。


…なんか北海道行きたくなったな。




学校勤めって、小さな社会の縮図を眺めなきゃならないことも多くて。


一年生に上がったばかりの子が、親を亡くしちゃったり、なんてのが数年に一度あったり、ずっと患っている親を持つ子がいたり、兄弟がみんな種違いの子がいたり。


その上に貧富の差があったり、家族の中が悪かったり、なんてのを見ていると、気が重くなるのは日常茶飯事なんだけど。


その中で一生懸命努力して、良い大学に入った報告をしてくれたり、結婚報告してくれたり、街で会った時に声をかけてくれたり。


かつての教え子や、関わった子どもたちが成長して、幸せになった姿を見ると、めんどりは頑張って良かったと心から思うんです。


めんどりはおひとり様だから、後に遺すものはないけれど、子どもたちの未来を作る手伝いができたことを確信する出来事がある度に、今の仕事に就けて良かったなと。


過去のめんどりが頑張ったことを、今のめんどりが無駄にしてはいけないな、せめて背すじだけでも伸ばしておこうと。


仕事始めの前に自分に言い聞かせます。


もう若くはないけれど、Be ambitious.