こんばんは。
これからしばらく、パワハラ問題に関わるのか…と、鏡に映る虚ろな目のめんどりの顔を、髪をとかしながら眺めていると。
急に、めんどりが小学校時代にお世話になった養護教諭の声で、めんどりを呼ぶのが聞こえます。
あちゃー、幻聴?
でも、何で今なんだろ。
めんどりは目を閉じると。
抱え込まないで…○○姫は頑張ってるから。
○○姫というのは、めんどりの下の名前に姫をつけたんだけど、この養護教諭の先生は、なぜかめんどりの下の名前に姫をつけて呼んでいたんだ。
この先生、めんどりが教育実習行く前に亡くなってしまって、それを聞いてめちゃくちゃショック受けたな。
…先生だったら、この状態見て何と言うだろう。
外人みたいな顔とプロポーションで、めちゃくちゃ達筆で、明らかにバリバリに教養がある先生だったな。
165cm強のめんどりより大きくて、170cmぐらいあったそうだから、ぜひついてきてほしい。
あと、14年前に亡くなった、めんどりが尊敬していた音楽の先生も、めんどりと同じぐらいの大きさで迫力満点だから、ぜひ召喚…
できるかい!
妄想はこれぐらいにして、めんどりが窓を開けると、外はいきなり初夏の陽気でびびります。
抱え込まないで…か。
でも何で、養護の先生が急に出てきたんだか。
めんどりは陽を浴びたくなって、海に向かって散歩に行きました。
風がめちゃくちゃ強いから、海水に触れるのはやめたけど、こういう時、海をすぐ見られるのはいいな。
空も青い。
この辺は人があまりいないけど、ちょっと先のえのすいや、江島神社は混み混みだ。
めんどりは海の近くのスーパーに寄ると、めんどりが好きだったVolvicのミネラルウォーターが入ってたから、4つも買っちゃった。
めんどりはこのスーパーより、家からちょっと離れたスーパーを利用するから、ここに来たのは初めてだけど、Volvicあるならたまにここに来ようかな。
めんどりはスーパーの袋を片手に、ベンチに座り、カウンセリングアプリをのぞきこむけど。
すごい時代だね。
相手を選り好みしなければ、カウンセリングがチャットやら電話でできるんだ。
肝心のカウンセラーのレベルですが…
う〜ん…
認定心理士に産業カウンセラーはめんどり持ってる。
…大学院中退しなければ、臨床心理士取れたのにな……いやいや、臨床心理士取れても、あの頃のめんどりのメンタルじゃ無理。
臨床心理士は希少だな。やっぱり。
今の心理系の資格は公認心理師が流行ってるけど、公認心理師もカウンセラーには見当たらないな…
めんどりは受験資格あるから、受けろって言われてんだ…
資格でカウンセラー選んじゃいけないけど、めんどりがそもそもそっち系だし、自称カウンセラー選んじゃうなら、めんどりと同業系の方から選ぶかな。
カウンセラーの質は千差万別だったけど、相談したい時に繋がれるって、やっぱりすごい時代だね。
…明後日、めんどりがお世話になってる臨床心理士さんの所に行くから、その時に相談機関を教えてもらおうかな。
めんどりは立ち上がり、十数分かけて家に戻ります。
今日の風は本当に初夏みたい。
めんどりは庭でマスクを外し、暖かい空気を吸います。
空気がこんなに良い香りに感じる時代が来るなんて、コロナ前は想像もしなかったな。
たぶんこんなに暖かい日はしばらくないんだろうけど、来年の春には。
めんどりも、今パワハラで苦しんでるAさんも、解き放たれてるといいな。