こんばんは。
仕事帰りにブログの続きを。
…祈祷受付を終えためんどりが、社務所の外で待っていると、お祓いの時間なので本殿に上がって下さいと声がかかります。
めんどりは、他の皆様と一緒に本殿に上がり、畳に正座します。
階段を上がって、この中に入ります。
賢見神社といえば、お祓いの祝詞が独特ということですが、どう独特かというと…
お祓いの前に、神主さんが注意事項をちょっとお話されますが、お祓いが全員終わるまで出ていかないで下さい…と言ったあと、いきなりむにゃむにゃ…って感じで。
めんどりも、えっ?今から?という感じで慌てて平身低頭する有様。
色んな神社で色々な祝詞を聞きましたが、始まりがわからない祝詞はここだけかも。
神主さんが普通に会話してる時の声の方が、よほど大きい声だった。
てか、色々な神社で祝詞を聞いていると、祝詞の大まかな意味がわかるんだけど、ここは本当に別格。
めんどりが聞き取れたのは、心願成就、天照大御神、狸、のこの3つの単語だけ。
声が小さいというより、お経や真言にもない、言葉がニャムニャムと出てきて、めんどりはしばしどこにいるんだろう。と思うほど。
しばらくして金幣と呼ばれる神具で、参拝客の頭をじゃりじゃり軽く叩き始めます。
漢字の三のような横並びで座っていて、一列目が終わったら、二列目が前に出てきて…という感じで、一人ひとりに金幣でじゃりじゃり頭を軽く叩くわけだ。
めんどりもじゃりじゃりやられますが、めんどりは頭や肩、背中もじゃりじゃりやられました。
めんどりは、頭をじゃりじゃりされている時、神主様の祝詞を必死で解析するんだけど、目の前でも何言ってるかとうとうわからずじまい。
ここの神社は6世紀には存在してたそうだから、祝詞が口承中心で代々伝えられているなら、古語がかなり入っているのかな。
めんどりの列のお祓いが終わり、後ろの列と交代。
お祓いが終わっためんどりは、本殿の横で座ってお祓いの様子を眺めます。
やっぱり何言ってるかわからない。
…三列目の人たちが終わった後、再び神棚に向かいむにゃむにゃ祝詞をあげ、終了となりました。
んで、お祓いが終わった人の名前を神主自ら呼び、祈祷内容に応じた札が入った袋を渡していきます。
御札は神棚に置かれてますが、記名はされておらず、祈祷内容によって御札を変えていました。
犬神を祓う唯一の神社と言われる神社なので、かなり強烈な方も来るようで、祝詞の最中に失神する方もいるそうですが、めんどりのお祓いの時にはそこまでの人はさすがにおらず。
放心状態の方が一人いましたが、仲間に連れて行かれたので、特に問題はなくお祓い終了。
めんどりは御札を背中のリュックに入れ、賢見神社の周りを散策します。
もう少し続きます。