こんにちは。


暖房が欠かせない休日です。


めんどりが希望した春の転勤で、通勤時間が20分延びたけど、今は職場の人で悩むことは少なくなり、不眠症もなくなりました。


昨年度のブログが愚痴だらけでしたが、今は幾分マシかなと。


山の手風味だけど、マウント合戦が日常な世界から、コテコテの下町で「うちはうち」がまかり通る世界に来ためんどりさん。


めんどりのクライアントの平均年収は、前勤務地のクライアントの半分以下らしい。


電気止められるは珍しくないばかりか、もはやあるある状態。


市営住宅、県営住宅、雇用促進住宅のコラボが学区と隣接学区にまたがる地域。


…学区が狭くて、学校が小規模なのがせめてもの救い。


てか、大規模な公営住宅を学区に抱えたら、学校側は家庭の不具合多発はある程度覚悟してるのが基本。


生活保護家庭が5分の1に近いそうだから、何が起きてもおかしくないし。


公営住宅だろうが、生活保護だろうが問題を起こさない人は大勢いるけど、それでも生じる不具合の数々。


…めんどりが相手するのは、年収が高かろうが低かろうがどちらにしろ難しい人達ですけどね。


横浜だから、山の手も下町もどっちもあるし。


京浜東北線は横浜の光と闇がよくわかる。


最近の南武線もそうらしい。


でも、同僚や上司が、いい意味で個性的で面白いからいいや。


ホーソン効果そのまんまだけど、職場の人間関係は生産力に影響する。


めんどりは生産力どころか、非営利型の仕事ですが、去年の今頃なんか、ボーナス前なのに、仕事行きたくないの連発でしたからな。


うつ病の一歩手前、というより適応障害に近いと産業医に言われ1ヶ月の休養を勧められるも、代替者が見つかるわけがなく、コロナ休業やめんどりの転勤で逃げ通してうやむやにする有様。


でも、それで良かったと今は思います。




さて。


タイトルの通り、昭和な世界に逆戻りしたような勤務地で、めんどりは過ごしています。


川崎市にも近いんで、なかなか強烈。


めんどり、最近川崎駅に行く用事が増えましたが、昔よりだいぶ整ったとはいえ、京急線のガード下のバス待合所はホームレス多いし、それ以上に産業道路につながる通りの店の寂れ具合と落書きの多さに呆然とするばかり。


日中でも歩けない場所がまだ点在するかも。


こういう場所を行き来してると、めんどりは無理して江ノ島徒歩圏内に住み着いて良かったと、お日様の下で海見ながら、コンビニのおにぎりを食べながら思うわけです。


9年住んでると、どこが混むか空いてるかわかるし。


鵠沼海岸も夏場はガラの悪い人多くて、めんどりは特に夜は出歩きませんが、今は地元のサーファーが多いし、こういう晴れた日はお散歩もできます。


今の勤め先も臨海地域ですが、20kmぐらい違うと同じ海でも近寄りたくない状態。


藤沢も昔はガラ悪いと言われたけど、横浜や川崎の臨海地域の足元には及ばないと、住んでる人には悪いけど思うことがあります。


学校の子も全部じゃないけど、かなりあちゃ~っていう子が確かにいるわけで。


何しろクラスに二人は、ケンカっ早いのがいて、違う自治体の人が見たら、学校崩壊じゃないかと思うほど。


めんどりも今年転勤して、え?と目や耳を疑うことがしばしば。


先生エロ本持ってる?とか、スキン買いまくりやりまくり…って…


これ、4年生の発言ですからねえ。


めんどり一瞬、昭和時代の中学かと思いましたよ。


てか、市営住宅に泥酔した人が普通に朝から歩き回ってたり、4車線の車が行き交う道路を普通に横断する大人や、勝手に学校の校庭に寝ているんじゃ、こういう発言を子どもが耳にしていてもおかしくないなと。


いや、めんどり、荒れた中学も回ったけど、こんなひどくなかった。


…ちなみに近くにある中学が荒れまくりかというと、それほどではなく。だからといって明るい雰囲気ではなく、なんか自分たちの境遇がわかりはじめて、諦めの雰囲気が漂ってる感じ。


外国籍で通名もちらほらいるから、人権啓発系の研修は度々行われているけど、まあ本当に大変な所に来たと、最初は思いましたよ。


でもね。


最初の方でも書いたけど、いくら校内が騒がしくても、めんどりは前の勤務地がいいとは絶対思わないわけで。


子どもの質は正直月とスッポンだけど、たとえスッポン沼でも、めんどりはこっちのほうが良い。


余った給食のゼリーを巡って、じゃんけんで後出しした、しないで揉め事になって噛みつきあったり、蹴ったボールがプールに入って、腕が藻まみれになったりする、リアルスッポンも数人いるけど。


自分に従わない同僚や部下や生徒を、人と思わない感じで見下す職員はどこにもいないし、ましてやそれを真似する生徒もいないから、めんどりはこっちの方がマシと思うわけです。


時代に取り残された地域というか、子どもが三食摂らずに学校に来るのがめずらしくない地域というか、本当に昭和の世界だけど。


一応神奈川県ですよ。


こういう学校は、首都圏でもまだ点在するんだよね。


かなり希少ではあるけど。


…放課後に、学校に集まって、何をするわけでもなく鉄棒に腰掛けて話したり、ジャングルジムで謎設定の家族ごっこをやってるのを見ると、心配になりつつも、なんか楽しいなと思うめんどりがいるわけですよ。


子どもたちにとっては、過酷な世界にいるのかも知れないけど、一応日本なんで。

虐待の恐れがあるとか、4時半のチャイムを過ぎても帰る気配がなく、無理矢理校外に出しても、学校の回りにいるとか、危険な状態なら保護しますけど。


夕焼けになると家に戻ってテレビ見た、めんどりの子どもの頃の記憶が、今の職場で静かに甦ります。