こんにちは。
めんどりは横浜で買い物。
トールサイズのパンツスーツお買い上げ。
縦横でかいめんどりは、サイズが合うパンツスーツに出会ったら即買いだ。
令和特需はめんどりの財布を緩めたことは確かで、旅行に加えて買い物をしようと思わせる今年のGW。
改元をこの時期にしたのは、ある意味正解だなと。
新緑に満ちて、改元を素直にお祝いできることがどんなに幸せか。
昭和から平成への改元を知ってる世代のめんどりだからこそ、今回は気持ちがアガるんです。
さて。
めんどりは令和カウントダウンの後、奈良公園に向かいますが、あいにくの雨。
万葉植物園を後にして、春日大社に向かいますが、ここでものすごいものに遭遇。
基本1日は、神社は朔日詣といって普段より混んでるわけで。
特に改元元日になったこの日は、神社の参拝も混み混み。
特別御朱印もあるとかで、とても参拝はむりだなと、めんどりは他の摂社に向かいますが。
めんどりはがら空きの道で、いきなり出てきた警備員に急いで歩くように言われ、警備員と一緒に道の端に。
若宮で何かやるな。
めんどりが道の端に寄ると。
明らかに位の高い宮司様がぞろぞろ。
春日大社自体が、藤原氏の末裔じゃないと神主になれないと聞いたことがあるので、藤原氏がぞろぞろ出てきたようなものだ。
この紋付袴は上級神職じゃなきゃ履けない袴だし、しかも奈良の著名な神社でこれを履くのは至難の業。
先頭を歩くはあの藤原道長の末裔だから、めんどりは警備員と一緒にご挨拶。
正面からなんて撮れません。
貴族や元爵位有りの方々を見送り、社家崩れ出身のめんどりは、後をついていき、ありがたい神楽を聴きますが。
確か月初めの祈祷以外に、今回は改元にまつわる祭祀があるそうで。
どうやらめんどりが出くわしたのは、祭祀の方だったみたい。
めんどりが佇んでた時は禽獣扱いで、扉を開けたまま神楽を演奏していたけど、お約束の外国人観光客が見つけて、扉に殺到したので、到着前に閉められちゃいました。
ぎゃおー!
ちょうど時は朝見の儀のあたりで。
改元と即位が無事に行われることを報告って感じでしょうか。
お約束の大祓祝詞とは違った。
盛大に鳴る雅楽の演奏をバックに、めんどりは、他の摂社をぐるぐるまわりますが。
山に響く雅楽の演奏の中、めんどりは改元元日の五月雨を歩き、今度は東大寺に向かいます。
東大寺も、もちろん混み混み。
聖武天皇の鎮護国家の象徴の大仏様を、やっぱり見なくちゃだ。
めんどりは傘の花を咲かせながら、大仏殿に向かい。
ただ、大仏殿は焼かれたり、大仏様が100ねんぐらい野ざらしな時期があったんで、今の大仏様は当然奈良時代のものではないのですが。
それでも十分奈良の拠り所だ。
初代大仏を作る時に、当時の人口の半分ぐらいの約260万人が駆り出されたって、ものすごいことだと思う。
これって、大仏造立に関わってる人の子孫が今に生きてることは間違いないってことだし。
めんどりの様に曽祖母がイギリス人だったり、ウチナンチュだったりしても、その前が社家なら、かなりの確率で先祖は大仏造りに駆り出されてるはずだし。
とりあえず壬申の乱あたりで、国司の苗字にめんどりの苗字があって、そこから細々代々、ハンコ特注の珍名苗字が続いてる一族なら、大仏が絡まないわけがない。
日本人の大半に、大仏造りをした人の血が受け継がれるって、なかなかすごいと思うんだ。
虚空蔵菩薩様、めんどりの鳥頭の容量を増やしてください。
無尽蔵な記憶の虚空蔵菩薩様は、盧遮那仏の横で何を思うでしょう。
めんどりは大仏殿を後にして、奈良公園の周りを再び散策です。