こんにちは。
めんどりが新幹線に乗って、翌日朝早く行って来たのは河内藤園。
…三年前ぐらいだったかな、大変なことになってねぇ。
行きも帰りもタクシーにしためんどりですが、どちらの運転手さんも口々に言いました。
…5、6kmの大渋滞になった上に、藤園に行ったら行ったで、Uターンできないし。今は、コンビニで時間帯指定の前売り券買って行かなければならないから、前みたいにめちゃくちゃ混むことはないし、駐車場にバスが止まれなくて渋滞もないですからね。
前日小倉に泊まり、乗って来たのが新幹線の博多行き最終だったから、
小倉の駅メロの、ゴダイゴの銀河鉄道999のサビの部分が繰り返されて。
帰りの新幹線に乗る前にちょっと撮りました。
めんどりはなぜか泣きツボを押され、しんみりしながら宿に向かい、翌日藤園に向かうのですが。
無理して来た甲斐がありました。
それぐらいきれいで、天候も恵まれました。
藤園前でタクシーから降りると、入口で500円であらかじめ買った前売り券を見せ、残りの差額を払うわけですが。
この差額が花の咲き具合で変わります。
めんどりが券を渡して、そのまま通過ならあまり咲いてないということ。
前売り券に加えて500円ならそこそこ。1000円なら見頃の場所があるということ。
ちなみに4月21日の朝、めんどりが払ったのは1000円。
計1500円の入園料。
やったー♡
園全体としては7分咲きという感じですが、こんな風に藤が垂れ下がってるわけですな。
藤の花の香りは好みが分かれますが、めんどり的にはいい感じ。
ところで。
河内藤園で気をつけることが三つ。
①トイレがないに等しい。
…園内で簡易トイレをひとつ見かけましたが、使えるかどうかは不明です。
入園時にも注意されます。ないと思って行きましょう。
②山の中なんで、足元注意。
来るときにわかりますが、山の中です。道は整えてはありますが、高低差あり。
③クマンバチぶんぶん。
めんどりは山に合う、モスグリーンの薄手のコートを羽織ってましたが、派手な格好だとハチがよってくるかも。実際かなりいます。
河内藤園、個人の所有で、3年前に観光客が押し寄せて、2016年度は藤がやられたとのことで。
帰りのタクシーの運転手さんの話だと、所有者は本当に藤を楽しみたい人だけ来てほしいそうで、藤がやられた時はかなり落ち込んだそうです。
…なんでも、所有者の息子がネットに写真をあげちゃったんだそうで。
…人の家の庭に、国内外から人が何万人と押し寄せ、木を折ったり寄りかかったりじゃ、そりゃあ持ち主げっそりというか。
藤園を巡回してる人も、地元の方々ばかりだったし。
めんどりが来た時間は、実は開園時間より少し早かったんだけど、今日は混みますからね、と入れてもらったんだ。
ちなみに藤園は8時から開いてます。
めんどりは7時45分に着いちゃったけど、めんどりの前に個人で来た人たちが、数人園内を回ってました。
インスタ映えを狙うような方は皆無に等しく、静かにみんな見てましたね。
…8時30分ぐらいまでは。
団体用の大きなバスを見るなり、来たぞ!と、にこやかな巡回のおじさん達の顔が険しくなりました。
1台目は、お年寄りばっかり降りて来て、めんどり的にはOK。
しかし、20分後の2台目のバスは、おじさん達だけじゃなく、めんどりもこりゃあかーん、と思いました。
騒ぎますよ、と言わんばかりのアジア系外国人の団体。
バスから降り始めた時点で、ここは銀座じゃない、と言いたくなる様な方々でした。
この時点でめんどりは、園内を二週していたので、藤の写真は終わりにして、香りを楽しむ方にシフト。
花を楽しむなら、朝のお客さんが少ない時間がいいと思います。
大きな藤の周りには、柵がちゃんとありますが、昔はなかったらしい。
タクシー乗り場とシャトルバス乗り場がありますが、シャトルバスは1時間に一本だそうで。
タクシーだと八幡駅からなら3000円ぐらい、小倉からなら4000円ぐらいでした。
にこやかな地元のおじさん達が険しい顔になるほど、団体の、それも外国人観光客は一時期本当にすごかったそうで。
…1人、2人でタクシーやシャトルバスでそっと来る外国人は、本当に礼儀正しいんで、写真撮ってくれと言われたら、撮りますけどね、と巡回していたおじさんの1人とお話ししました。
…団体でマナーのない相手には塩対応。
個人の所有地だから、それでいいと思いますよ。
コンビニの前売り券制度は考えましたね。
これなら飛び込みの無謀な客を抑えられるし。
めんどりは藤の花の写真を100枚以上撮ったから、しばらくブログは藤の花だらけてすが。
見に行って良かった。