こんばんは。

えのすいお泊まりの続きです。

大水槽前でダイビングショーを見ながら、夕御飯を堪能しためんどりさん。

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夕御飯の後は、三つのグループに分かれて、夜の水族館巡りです。

夜の水族館巡りでは、水族館のバックヤードを見学しますが、今回はクラゲヒーリングナイトツアーなんで、クラゲのバックヤード見学。

普通の水槽やビーカーにクラゲがたくさん入っていて、水族館の大水槽前デビューを待っています。

夕御飯前のクラゲトークで、みなぎるクラゲ愛を炸裂させた飼育員さんが、ここでも解説。

バックヤードというより、クラゲ研究所ですね。

先導してくれるのは、飼育員のリーダーや、獣医さん。

めんどり達は、獣医さんに連れられて、真っ暗闇の中、ペンギンの様子や、懐中電灯を照らすと寄ってくるラブリーなアザラシを観察します。

寝ている魚や、砂に埋まっているチンアナゴや、クマノミの様子を、懐中電灯で照らして説明してくれます。

夜モードの魚の様子は、なかなか見られないので、めんどりは暗闇の中、目を爛々と光らせて水槽をのぞくわけですが。

あれ?数が足りないぞ?

…魚かと思ったら、ツアー参加者の方で。

先導する獣医さんは、たまにあるんですよと。

幸い、緑組はすぐにそろったのですが。

しばらく歩くと、めんどりは緑組の数がなんか増えたのに気づき。

さっき青組が通り過ぎたよな、と思った瞬間。

あの…ここ、青組ですよね。
みどりです♡

暗闇の中では、団体行動から外れると、大変なことになるのは基本ですが、どうやっても、団体行動から外れてしまう人が一定数いるわけで。

 アシカの雄叫びが響く暗い廊下を、めんどり達は案内されながら歩き回ります。

ものすごい声なんで、真っ暗闇ではなかなか怖いです。

イルカも暗闇で泳いでるとなんか怖い。

40年以上生きているイルカの話は、興味深かったですね。

めんどりが生きている時間を、ここのイルカの一部は共有してるんだ。

江ノ島が見渡せる暗いデッキからは、めんどりのお家のあたりの夜景。

あれ?

江ノ島の近くの海に、明かりの塊がある。

明かりの塊の正体は、大型客船と朝になってわかるのですが、何であんな場所に船を泊めたのかな。

港に止めず、江ノ島からちょっと離れた場所に、かなり明かりをつけた船がうかんでいたんです。

江ノ島のサムエルコッキング園の、例の大灯台は、いつものように煌々と光ってましたね。

めんどり達が水族館を回ると、いつの間に、夕御飯を食べた大水槽前と、クラゲ水槽前に、寝るためのマットが敷かれています。

…大水槽前もマット敷いたのか。

めんどりは、クラゲ水槽前で寝ることばかり考えていたので、大水槽前で寝る選択肢は考えてませんでした。

どうしよ。

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めんどりが悩んでると、3つのグループ全てが揃い、いよいよ寝床を決めることになりました。

1番は2人組…
この2人組は、嬉々として、夕御飯を食べた大水槽前を選択。

大水槽前のセールスポイントは、朝になると、大水槽に朝日が差し込んで綺麗だということ。

クラゲシアターのセールスポイントは、カーテンが閉められることと、場所によっては、クラゲ水槽を間近に見ながら寝られること。

さあ。

2番引いちゃった、めんどりさんですよ。

今なら十分、大水槽前で寝られます。

でも、めんどりは。

クラゲ部屋行きます。
そう言って、荷物を持ち、小走りでクラゲ水槽前に向かいます。

めんどりがクラゲ水槽前にしたことを、消灯後、毛布を被って職場の同僚に報告したら、次々にメールが返って来て、その順番なら普通は大水槽前で寝るだろと、みんなが言うわけです。

そうねえ。

めんどりの後、3分ぐらい人が来なかったもんねぇ。

めんどりも一瞬、大水槽前かな、って思ったのよ。

でもねぇ。

大水槽前は、天井が高すぎて。

めんどり、天井の高すぎる所じゃ、絶対寝られないのよ。

寝床敷いてる様子を見た時、魚を見ながら寝るのはいいけど、これだけ高さがあると、圧迫感があるなって。

んで、クラゲシアター1番乗りのめんどりは、ひとりでクラゲシアターに敷かれた寝床の脇に座って、どこが1番いいかなって。

結局決めたのはここ。

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めんどりは、キタミズクラゲの前の寝床に決めました。

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普通はこの、エチゼンクラゲの前じゃないかって?

ここはたくさんマットが敷かれたから、ひとり客のめんどりが、ど真ん中に寝るのはねえ。

キタミズクラゲは、見た目がめんどりの好みだし。
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ここは1番端っこだけど…

寝た時にキタミズクラゲの水槽と…

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クラゲシアターのシンボルの、青いクラゲの天井と、丸い水晶玉みたいな水槽に入ってる、青い可愛いクラゲも見られるから。

横向くとエチゼンクラゲも見えます。

めんどりは、就寝前に周りのお姉さん達がお肌のお手入れをしてる中、クラゲのように脱力して、水槽を眺めます。










これが寝てる状態で見られるって、半端ない。

ちなみに今回の、大人の女子クラゲヒーリングナイトツアーの代金は、夕御飯と朝御飯付きで14000円也。

寝床が薄いマットだし、毛布は500円で別料金ですけど、下手なスピリチュアルヒーリングとか、カウンセリングよりも、これは癒されます。

そして、22時30分就寝まで、クラゲの舞を眺めるめんどりさん。

消灯後はクラゲが見えないほど、真っ暗闇になります。

しばらくの間、めんどりに限らず、なかなか寝られない人が多いようで、クラゲシアター全体がゴソゴソしてましたが。

みんなが寝ると…

聞こえるんですよ。

水槽の、ゴポゴポという音が。

ダイビングで潜った時のあの音ね。

結構な音なんで、音が気になる人は耳栓持っていったほうがいいし、めんどりもコンビニで耳栓買ったけど。

結局使わなかったな。

わずかに見える明かりと、水に潜るような音が聞こえる中。

めんどりも短い眠りにつきました。

続く。