こんにちは。
めんどりは昨日の終電帰りでげっそりしながら、家事を済ませます。
汚い話ですが、隣にオエオエ言ってる人が来ちゃって、めんどりは生きた心地がせず。
数駅の江ノ電が地獄じゃった。
隣で戻されたら厳しいぞと。
戻さなくて良かった。
さて。
汚い話の後はお花見話。
めんどりは、先週、高遠城址公園で夜桜見物をした話を書いてますが、山奥故に交通手段が車頼りなんで、運転技術の怪しいめんどりは、ここに来るのはなかなかしんどい。
iPhoneじゃきついけど、降り注ぐ花びらもまたいいんですな。
さて。
めんどりは、高遠城址公園を後にして、町のタクシー会社に向かうわけですが。
幸い、休憩中の運転手さんがおり、伊那市駅まで、すぐ配車可能とのことで、めんどりはタクシーに乗り込みます。
バス停高遠駅から、JR伊那市駅まで、タクシーで3500円也。
暗い町並みに、わずかに見える夜桜を後にしようとした瞬間、めんどりと運転手さんは、突然現れた外国人観光客に面喰らいます。
…2号車呼んで、乗り切れるかどうかねぇ。
…行き先が一緒なら、私、前の座席移りましょう。
…めんどりは相手の言葉を聞いて、あかん、これフランス語だと。
第二外国語で、フランス語履修で苦労しためんどりさん。仏検3級の幼児レベルのため、文書はちょこちょこわかる程度。
とりあえず、行き先はめんどりと近いことはわかりましたが…
運転手さんとめんどりが青ざめておりますと、後ろから、案内役と思われる、たどたどしい日本語を話す、西洋人が小走りにやって来たので、ちょっとホッとします。
この方は母語がフランス語で、英語を喋り、日本語は小学校一年生という感じ。
部分的に英語に変わるので、めんどりは料金の説明をして、とりあえず駅まで3500円だから、めんどりが半分払うと。
本当はめんどり側に客3人ですから、料金も割り勘なら3分割でしょうが。
そこまで細かい説明は、めんどりの英語力じゃ無理。
遠くから来てるんだから、おもてなしぢゃ。
そう言ってる間に2号車登場。
2号車運転手さんは、めんどりも外国人だと思ったそうです。
顔濃いからねえ。
フランス語の団体は、5人いるのですが、共通語がフランス語で、母語をフランス語とするのは2人だそうで。
旅行中に3人グループと2人グループで知り合いになったそうで。
国籍が全員違うそうだ。
多国籍軍のうち、めんどりと意思疎通が可能な英語を喋る2人が、前部座席に写っためんどりの後ろ。
日本語が理解できるフランス人もめんどりの後ろです。
母語がドイツ語とスペイン語の方々は、案内役に説明されて2号車に。
2号車の運転手さんが、俺、大丈夫かなと。
1号車の運転手さんは、無線でやり取りしましょうと。
他のタクシーは当分来そうにないため、めんどりはそのまま駅に、多国籍軍と向かいます。
それにしても、めんどりは今年のお花見で、西洋人に絡まれまくりだな。
京都奈良といい、高遠城址公園といい。
めんどりの住む江ノ島付近も、鎌倉が近いからたまに外国人見るけど、大半が中国か韓国の人だし。
桜に群がる西洋人に、今年は面喰らうばかりですが、日本の桜を愛でる文化は、外国の方々にとっては興味深いんだそうだ。
地理歴史、公民、地学の高校教員免許もちのめんどりさんとしては、桜にまつわる歴史の話をしてみたいですが、あいにくそこまでの英語力はなく。
逆に、こういう話ができるなら、英検1級取れるんだろうな。
準1級と1級の壁はこれですな。
めんどりは、20分程車に揺られ、宿に到着。
先に降りて、良い旅を、と英語でご挨拶して、ホテルに入ります。
翌日は諏訪に向かうので、めんどりは夕飯を買おうと思ったのですが…
続く。