看護師として働いた経験からの気づき | 仲間と楽しく心理学を学ぶ元看護師のブログ

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うつ病の診断をきっかけに
23年看護師として勤めた病院を退職し
しっかり休んで
回復したので
次の仕事を考え中。

日々感じたことを発信するブログです。

 

STEP.1看護師として働いた経験からの気づき

今日も訪問していただきありがとうございます。

 

今回は、私の看護師時代の経験を書きます。

 

私は2年前までは

ケアミックスの病院で

正職員看護師として23年働いてました。

 

退職のきっかけになったのはうつ病の診断。

今思えば、うつ病の診断は

自分にとってのきっかけの一つでした。

 

それまでのきっかけは

退職の約2年前から感じてた

自分の中の違和感。

 

「休みでも仕事のことが頭から離れない。」

 

「24時間体制で対応してて

 気持ちが休まらない。」

 

「なんか、おもしろくない。」

 

「人の為に頑張ることが原動力だったはずやのに

 なんかもやもやする。」

 

「働くってこんなにしんどいもん?」

 

「私の好きなこと

 得意なことってなんだったっけ?」

 

「定年までこのまま働く?」

 

「もし転職するとなったら

 今の職場以外で通用する?」

 

「一家の大黒柱のしての収入維持できる?」

 

 

私が看護師になったきっかけ。

 

保健師資格と養護教諭資格を取得して

養護教諭になりたいと思った高校2年生。

 

就職につぶしがきくという理由で

看護師、保健師、養護教諭資格取得を目指して

まずは看護短大に進学。

 

シングルマザーの選択とともに

看護師で稼ぐことを決めた20代前半。

 

2歳の長女の子育てと

初めての結婚と妊娠で始まった看護師一年目。

毎日がいっぱいいっぱいだった。

 

8年経って

終末期の患者さんにまつわる経験をした。

翌年に副主任

14年後に主任

15年後に師長に昇格。

感染アウトブレイク対応、医療裁判も経験した。

 

できなかったことができるようになって

嬉しかった。

あなたならできるよって認めてもらえて

嬉しかった。

仲間と一緒に協力して働くのが楽しかった。

必要だったり興味ある分野について

学んで、実践して、成果を実感できて

やりがいを感じた。

 

その一方で

認めてもらえたり褒めてもらったときに

ほんまの私

そんなたいしたことないって思うことがあった。

自分の陰口が耳に入ると傷ついた。

その場にいない人の陰口を聞くと傷ついた。

 

人の役に立ちたいという美しい志をもって

医療や介護職を選択した素晴らしい人達なのに

集団になるとスッキリしない人間関係が発生して

もやもやした。

 

コロナ禍に対応するなかで

今までに感じたことのない感覚を感じた。

「なんか思考がまとまらへん。

 今までにないこの感じはやばい。」

上司に相談したら

すぐにメンタルクリニックを紹介してくれた。

 

受診後、すぐに休職となり二ヶ月後に復職。

 

自分が思っていた以上に

自分の心身は

休息を必要としていたことに初めて気づいた。

 

復職して

今までになかった自分の気持ちを感じて

退職を決めた。

 

一家の大黒柱なんやけど

とりあえずそうしたいと思った。

 

昨年

緊急手術をうける機会があり

あらためて

医療従事者への感謝の気持ちがわいた。

 

休息期間と新しい経験と出会いと学びがあって

昨年うつ病の治療が終了した。

 

こうして書いてみて

 

家族や友人や仲間や先輩方が

温かく支えてくれたことを改めて感じます。

 

患者さんやご家族から

いろんなことを教えていただきました。

 

そして

私が生き方や働き方を考える機会となった

転機がみえます。

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございます。

 

次は

今の学びに至る経緯をお伝えしたいと思います。