唐突ですが、これでも私にはこの世に離れて暮らす2人の分身が存在します。
ようやく、次の3月で下の分身が大学を卒業することになり、とりあえず、金銭面における私の責務は終了します。
両方とも高校は私学で、大学に関しては上は国立でしたが、下は私学でした。
恥ずかしながら、間に合わなかったので、高校の学費は学資ローンを組んだのですが、今もその支払いが少し残っています。
おかげさまで、上の分身はとある公職に就き、下の分身はこの春からとある民間企業に勤めることとなりました。
こんなところに本音を記すのもなんなのですが、正直、長かったですし、苦しかったですが、私は私の責務を果たせたので、今はただ安堵している次第です。
私は定年まで勤めるつもりでいた会社をリーマンショックの影響で退職する流れとなりました。
理由を簡潔に述べると、会社が吸収合併の憂き目に合い、人の首を切る役目を担わされたことで心が真っ二つに折れてしまったのです。
伏して病んだのち、小さな会社に転職しましたが、プライドをズタズタに切り裂かれて、これまで自身がどれだけ会社の「看板」で仕事が出来ていたのかを思い知らされました。
もう一度、大きなステージに立ちたいとの想いで一念発起し、今の会社とのご縁をいただきました。
転職後、私は命懸けで仕事をしました。
なりふりかまわず、人に恨まれようが、憎まれようが、結果を出し続けました。
数年後、そんな私に対し、会社から白羽の矢を立てていただきましたが、お断りをしました。
様々な理由が存在しましたが、正直に言うと、挑戦よりも安泰を望んだことが本音でした。
2年後に再度、白羽の矢を立てていただきました。
これをお断りすることはサラリーマンとして死する意味を含んでいましたので、ハラを括ってお受けしました。
そこからは、これまで以上に命懸けの日々となりました。
命を削って働きました。働き抜きました。
今、私はその線上に身を置いている状況なのです。
分身たちへの責務は果たしましたが、会社への責務は残している状況なのです。
おじさん、もう少し頑張ります。