20240502(木)

朝からケガの治療のため、病院へ。
夕方から持病の治療のため、病院へ。

病院、病院で日が暮れた。

病院は診てもらうというより、待ち時間が多く、忍耐を養う場所という表現が適当だと思う。




ところで、休みがこうも続くと戦場に出ている自分が他人であるような感覚に陥る。


自分を奮い立たせ、逆境を突き進み、神経の隅々まで情念を宿し、死ぬ気で臨んでいるあの日常が、まるで何かの物語を読んでいるみたいに遠ざかる。


私は別の人格を形成させ、自信の無さを焼き殺し、命を削るような想いを重ねて生きていることに気付かされる。


それが幸福であるか否かまでは答えを弾き出せないが、このまま走り抜けるしか選択肢がない現実は理解している。




夜は簡単に済ませた。


玉子豆腐とお浸し系(ほうれん草や春菊)を和えると相性が良い。



読書をしながら湯に浸かった。


あの日常での不眠が遠ざかり、深い眠りが得られた。