2024年2月13日(火)
強迫観念を起因として、ほぼ毎日、夜中2時あたりに目が覚める。
「早朝覚醒」なる症状があると知るが、「深夜覚醒」を患うと逆に諦めがついて清々しい。
人よりも早く行動を起こせるとプラスに思考を働かせた結果、TOEICの勉強に充てようとの結論を弾き出した。
どうせやるならば、来年の今頃には金髪美女を連れて、街を歩くことを目標としたい。
餃子の王将で金髪美女と愛を語りながらデナーをしているミーを見かけたら、拍手をしてくれよな!
さて、本日は外出先から定時前での直帰を選択した。
明日、当社重役と某社へご挨拶に伺う予定があるため、帰り道にデパ地下へ立ち寄り、持参する手土産の購入へ向かった。
「えー!!今どきって、ウイスキーボンボンならぬ、日本酒ボンボンなんて珍しいチョコレートがあるんだ!!すごい!!買おうかな?」
と、興奮して商品を見ていると、全方向から視線を感じた。
たくさんの女性陣が私に怪訝な視線を向けているのだ。
ん?
そうか‥
明日はバレンタインデェ(←TOEIC的発音)なのだ‥(;´д`)
国生さゆりがイキって歌う、モテない男には苦痛以外なにでもないあの悪魔のスペシャルデェだ‥(;´д`)
そのチョコレッツ売り場に、熊みたいなおっさんが一匹紛れ込んだのだ‥。
「いやいや‥、ちゃいまんねん、ワテ、重役の手土産を買いにきただけでおますねん‥」
そんな、卑屈な言い訳を表情に浮かべて、チョコレッツ売り場をあとにした。
そうだ‥
急に卑屈な思い出が蘇った。
あれは、小学4年生のバレンタインデェの日だった‥
当時、私を育ててくれていた祖母が、「今日はバレンタインやから、お前に小遣いをやるから、自分でチョコレートを買ってこい」と2〜300円を渡してくれた。
確かにバレンタインではあるのだけど、自分でチョコレートを買うのは、10歳の幼心でもあまりにも気が引けた。
だけど、祖母の気持ちもないがしろに出来ないので、泣く泣く駄菓子屋にバレンタインのチョコレートを買いに行った。
店員のおばさんがクスクスと笑った顔をいまだに覚えている。
10歳の私は卑屈な笑顔を浮かべながら、店をあとにした。
そんな苦い思い出や致命的にモテなかったことから、わたしはバレンタインが大嫌いなのだ。
確かに社会人になってからは巻き返して、郵便・宅急便で受け取りをしてくれる事務員さんが「もう、いい加減にしてください!!」って激怒するくらいにチョコレートが届いた時期もあった。
だけど、先天的にモテる奴らからすると、私なんて所詮は、悲しき社会人デビューなのだよ‥(T . T)
ちなみに、駄菓子屋で買ったチョコレッツは、レコード型のチョコレッツだったと記憶している。
記憶ついでで言うならば、初めて買ったレコードは本田美奈子の「孤独なハリケーン」だった。
改めて聴くと小節ごとに小さな「っ」が強調していて、上手く聴かせる、力強く聴かせるってことを強く意識していたんだなって読み取れる。
あと、ビートに合わせて踊る姿がすごくかっこいい。
甘くて苦い思い出‥(;´д`)