某月某日。


某スーパーマーケットへ買い出しに。


カートをガラガラと…


目的の商品をカートに入れ、会計を待つ客達の並ぶレジに[つぽ]も同様に並ぶ。


当然、
会計が進むにつれ列も進み、これも当然に[つぽ]の後ろにも客達が並ぶ。


…と、
その時。


[つぽ]の腰に後ろの客がグリグリとカートを押し付けてきた。


ちら見するとレジ横の商品に目を奪われたオバチャンが押し付けている事にも気付いてへん様子やった。


ただカートが当たっているだけなら、狭いレジ前では、良くある事や。


しかし、
そのグリグリさ加減に苛ついた[つぽ]は体を翻して、優しく言うと不快感があると目で訴えた。


[つぽ]が体を翻した事で、
グリグリ押していた事に気付いたのか、それとも大柄なブーちゃんが急に動いた事に驚いたのか、どちらとも取れない顔で[つぽ]の横に入り込んだカートを引き寄せる。


その証拠に、
「あ、」…と発した後、一言も言わへんオバチャン。
[つぽ]と目も合わさへん。


そして、
会計が済み、傍らにある台で袋詰めしている と会計を済ませたオバチャンもその台に。


まだ不快感を目で訴える[つぽ]に萎縮してか、物凄い勢いで袋詰めを済ませてオバチャンは風のように立ち去った。


カゴやカートをそのままに。










カゴやカートで、
話を派生させると…


大型スーパーマーケットの駐車場にカートが置きっぱなしにされてる風景ってよく見ぃひんか?


「ココに戻しておいて下さい。」って表示があるにも関わらず。


それでも、
表示あるとは言うても矛盾があって、駐車スペースに比べて戻す場所の少なさと距離もあって、一概に、
「必ず戻しなさい。」…と言われへん一面があるねん。


それでも、
[つぽ]はなるべく戻すようにしてるねん。


どうしても無理やと、
邪魔にならへんように駐車場の端の方に置いたりなんかして…。


せめてものマナーかな?ってね(笑)。










マナーから派生させると…


ここ最近、
某施設の新築工事現場で常駐警備している。


業務は、
搬出入車両やそれに伴う第三者誘導。


それでも、
搬出入がない時には、何かと見つけてはするようにはしてるねん。


現場内のゴミ拾いもその一つ。


現場内には、
飲み物の自動販売機があって、その周辺をゴミ拾いする際、嫌な気分になる。


それは、
すぐ横にある休憩場所の手作りの机の上に空き缶が置きっぱなしになっている事や。


傍らに空き缶入れがあるにも関わらず…。


この暑さの中、
体を酷使して仕事をやっている作業員は敬意に値するが、空き缶を拾い、空き缶入れに入れるその瞬間は、下僕・召し使い・奴隷にされているようで嫌になる。


惨めや…。










さらに現場の話をする。


この現場では、
お昼ご飯で出たゴミ、通称“弁当ガラ”は、自分達で持ち帰り処分する決まりやねん。


幾人かのグループは、
弁当屋さんに出前してもらうグループがあって、代金を預かって[つぽ]が支払い、弁当を受け取る。


なかなか良心的な弁当屋さんで、
前日に出来た“前日の弁当ガラ”を一声掛けると持ち帰ってくれる。


「これ、今日の弁当代です。お願いします。」…と持って来はった時に一緒に“前日の弁当ガラ”を預かる。


しかし、
一度“当日の弁当ガラ”を[つぽ]に預けて立ち去ろうとする作業員が居たので注意した。


不思議そうな顔する作業員に[つぽ]は続ける。


「翌日に回収してくれる“弁当ガラ”を今日預けてどないしまんねん?

今から明日の昼前までの丸一日ガードマンが“弁当ガラ”を管理するんは話が違いまっせ!

ほんで基本的にはこの現場は“弁当ガラ持ち帰り”の決まりやし、ガードマンは“ゴミ係”と違います!」…と。


結局、
その作業員は思い違いを詫びるワケでもなく、無言で“弁当ガラ”を持って自分達の休憩エリアに戻る。










なんか気分が悪い。


それでも、


それでも、


それでも…。

 
「いつやるの?今でしょ!!」


…ってフレーズが。


何が流行っても、
無頓着な[つぽ]ではあるけども。


そのフレーズ自体には、
「おもろいなぁ~(笑)!!」って感じてるんやけど、流行らしてる人々に違和感が…


なかなか文章で表現しづらいんやけども…


「いつやるの~!!今でしょ~っ(笑)!!!」って嬉しそうに大合唱しよるねん。










そもそも、
そういうニュアンスのフレーズとちゃうやろ?


なんかねじ曲げて流行らしてるみたいで気持ち悪いねん。



 
 
よく友人や同僚(?)などと話していて、
 悪口の類いに多いんやけども…
 
 
「〇〇〇は、
絶対に嫌がらせで、こんな事しよるねんむかっビックリマーク
 
 
…とか、
 
 
「俺らが、
どないなってもえぇと思っと  んねんむかっ!!
 
 
 …と言う話になる。
 
 
そんな話になる度に、
[つぽ]は思ってしまう…
 
 
「ホンマにそない思ってるんやったら、そこには“感情”が働いているから、まだマシや。ホンマに厄介なのは、まるで我々が居ないかのように扱ったり、我々に対する思考  を停止させる事を何とも思ってへん事や。」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
警備員な[つぽ]一匹は、
そないな事をよく感じさせられる。
 
 
離れる事が許されないポジションが3ヵ所に警備員が3人。
 
 
トイレ休憩が取れないどころか、
昼休憩をまともに取れない事がしばしば。
 
 
それが、
ある程度の日数がある現場なら、監督に相談するんやけど、その日だけとか、その日が初日やったりしたら、残念ながら…
 
 
ホンマ言うたら、
「最小限で最大限の効果を引き出すんがプロフェッショナルビックリマーク…ってなもんやろうけど、その最小限を下回られたら、手の施しようがあせるあせるあせる
 
 
「1人増員お願いします。」…と願い出ても、
「以前は、それでイケた。」…の一点張り。
 
 
どんな風に以前やったんか尋ねても、ちゃんとした答えを聞いた事がない。