昨日で春季北海道高校野球大会各支部予選が終わり、北海道大会出場16校が決定しました。今回は札幌支部、小樽支部、函館支部、室蘭支部の代表校を紹介します。

 

札幌支部

北海(昨夏南北海道大会優勝、昨秋北海道大会16強)

二回戦 14-4 札幌北(6回コールド)

三回戦 2-0  市立札幌新川

代決戦 3-0  立命館慶祥  

順当に北海という感じですが、意外と接戦だったなという印象です。札幌北戦を現地観戦しましたが、北海は秋からメンバーも変えていて、いろんなことを試しながらという感じにも見えました。一番驚いたのは、一年秋から主軸を打っていた長南選手が控えに回ったこと。でも代わりに出ていた選手が活躍していたりね、相変わらず層の厚さを感じました。

 

東海大札幌(昨夏支部敗退、昨秋北海道大会16強)

二回戦 8-0  大麻(8回コールド)

三回戦 8-0  札幌琴似工業(7回コールド)

代決戦 11-2 札幌国際情報(7回コールド)

このブロックも順当でしたね。試合は見ておりませんが、仕上がりとしては北海よりも良いのではないでしょうか。エースの砂田投手をはじめ、経験も豊富ですしね。対外試合禁止の苦境を乗り越えて、強さが出てきた気がします。

 

札幌静修(昨夏支部敗退、昨秋支部敗退)

二回戦 8-1  市立札幌藻岩(7回コールド)

三回戦 6-3  札幌大谷

代決戦 5x-4 とわの森三愛(10回タイブレーク)

昨秋支部初戦負けの札幌静修が波乱を巻き起こしました。札幌静修は元々は女子校でしたが、2000年に共学、度々支部を勝ち抜いて春の最高成績は北海道大会4強という実績もありますが、札幌大谷に比べるとね、しかも直近の同校の成績でまさか勝ち抜くとは思いませんでした。札幌大谷に勝った勢いでとわの森三愛戦では9回に3点差を追いつき10回逆転サヨナラ。大旋風です。札幌大谷は、秋も主戦で投げていた磯貝投手が今大会、一度も投げていないんですよね。ちょっと気になるところです。

 

札幌日大(昨夏南北海道大会準優勝、昨秋北海道大会8強)

二回戦 12-0 千歳(7回コールド)

三回戦 10-0 札幌西陵(5回コールド)

代決戦 5-1  札幌創成

順当に札幌日大が勝ち上がりました。主戦、石川投手も順調な仕上がりのようですし、北海や東海大札幌と並んで夏は優勝候補の一角となるでしょう。

 

札幌龍谷学園(昨夏支部敗退、昨秋支部敗退)

一回戦 4-2  市立札幌旭丘

二回戦 10-4 市立札幌清田

三回戦 9-2  江別(7回コールド)

代決戦 4-2  札幌工業

同支部一番の激戦ブロックを、札幌龍谷学園が制しました。過去には何度も支部を勝ち抜いて北海道大会4強の実績もある実力校。女子校として開校し、1995年共学となりました。札幌静修同様、秋は支部一回戦負けからの勝ち上がり。旋風に期待です。

 

小樽支部

北照(センバツ大会出場推薦枠、昨夏南北海道大会8強)

二回戦 9-2  小樽桜陽(7回コールド)

三回戦 13-1 寿都、岩内、蘭越(5回コールド)

代決戦 2-1  倶知安

センバツで専大松戸(千葉)に投打で完敗、その後の道外遠征でもことごとく強豪校に打ちのめされたようで、上林監督が「史上最低のチーム」と常に言い続けている北照が支部は無難に勝ち上がりました。エースの島田投手は温存され、主に最速148キロ右腕の中谷投手とセンバツでベンチ入りした尹投手の両投手が投げていたようですが、注目は一年生ながら三回戦で先発した永山投手。最速138キロ左腕、オリンピックメダリストの柔道家、永山竜樹選手を親戚に持ち、同様に中学までは柔道もやっていたということで、アスリートのDNAが受け継がれていますから、どうしてもね、期待してしまいますよね。今年の北照は勝ち続けることが大事と思いますから、春季北海道大会の戦い方にも注目です。

 

倶知安(昨夏支部敗退、昨秋支部敗退)

二回戦 9-2 小樽潮陵(7回コールド)

三回戦 3-1 小樽双葉

代決戦 1-2 北照

北照がセンバツ出場推薦枠で道大会出場が決まっていたため、代表決定戦で北照に敗れた倶知安が代表権を獲得しました。昭和40年代には支部代表の常連だった同校も、近年はてんでご無沙汰、記録を溯ると2002年の夏に支部を勝ち抜いて以来の北海道大会(夏は南北海道大会)出場となりました。倶知安は昨夏が14人のベンチ入り数で、その時の3年生が3名ということでしたから、旧チームから11名が残っているということですが、その時のバッテリーがね、今年のチームにも残っているというのが強みですよね。経験豊富なメンバーが揃ってセンバツ出場の北照にも接戦だったわけですから、久しぶりの道大会、弥が上にも期待値は上がります。惜しくも三回戦で敗れた小樽双葉の近藤投手はプロ注目の最速148キロ右腕。今後に期待です。

 

函館支部

函館大有斗(昨夏南北海道大会8強、昨秋北海道大会16強)

二回戦 15-2 檜山北(5回コールド)

三回戦 7-0  函館工業(7回コールド)

四回戦 5-4  知内

代決戦 6-0  函館大柏陵

なんとなく、かつての雰囲気が出てきましたかね、函館大有斗。かつての甲子園常連校も30年近く甲子園から遠ざかり、同校の衰退とともに函館支部からの甲子園出場校もご無沙汰となってしまいました。その間、函館工業であったり知内であったり函館大柏陵であったりが台頭し、支部内でも函館大有斗はすっかり影が薄くなってしまいましたが、昨年あたりから徐々にではありますが、強さを取り戻している気はしますね。片口監督が就任してからけっこう年月は経ちますが一時期監督を退いたりね、迷走を続けてきた同校。個人的には同校の校歌が好きで、また甲子園で聞きたいなと思っています。大会前から注目していた七飯高校は見事支部4強(函館大柏陵に2-7で敗戦)入り。函館大谷や函館中部を破っての4強はまぐれではありませんね。昨秋の森高校との連合チーム時もエースとして主戦で投げていた長島投手を軸に地力があるところを見せましたから、夏も期待できるのではないでしょうか。プロ出身の吉田監督率いる森高校は初戦で函館大柏陵に0-6で敗れてしまいました。夏、頑張って欲しいなと思います。

 

室蘭支部

駒大苫小牧(昨夏南北海道大会4強、昨秋北海道大会8強)

二回戦 8-1 鵡川(7回コールド)

三回戦 7-0 静内(7回コールド)

四回戦 7-0 浦河(7回コールド)

代決戦 5-3 苫小牧中央

順当でしたね、駒苫。昨秋の北海道大会を現地観戦した印象では今年のチームは近年もっとも期待できるチームだと思っています。もちろん北海であったり札幌日大であったり東海大札幌であったり北照であったり、ライバルは多いですけどね。久しぶりに夏の甲子園で駒大コンバット、聞きたいですよね。プロ注目の三浦投手擁する鵡川は駒苫に昨秋に続いて完敗でした。さすがに3季連続一回戦で駒苫と当たることは無いでしょうから、夏こそ三浦投手の本領発揮に期待したいところです。

 

次回、残りの6支部代表校を紹介します。