先日、サッカーのワールドカップ、アジア最終予選(3次予選)が終わりましたね。3グループの上位2チームが本戦出場を決め、各グループ3位と4位が4次予選に進むことになりました。本戦出場を決めた6か国は、イラン、ウズベキスタン、韓国、ヨルダン、日本、オーストラリア。ウズベキスタンとヨルダンは初出場となりました。今まではアジアからは4~5か国、それが今大会8か国は完全に出られるわけですから、今まで本戦に出たことのない国も、それは鼻息荒くなりますよね。4次予選に回った国はアラブ首長国連邦、カタール、イラク、オマーン、サウジアラビア、インドネシアの6か国となりましたが、オマーンだけですかね、本戦出場のない国は。そういう国には頑張ってもらいたいですけど、上位2か国のみ本戦出場(3位は大陸間プレーオフ進出)ですから、厳しい道のりであることは間違いありません。6か国中唯一東南アジアに位置するインドネシアにもね、頑張って欲しいですよね。ということで日本代表の話題に移りますが、3次予選の結果は7勝2分1敗。本戦出場を決めたあとの試合でオーストラリアに負けて1敗はしてしまいましたけど、全体的には悪くないと私は思いました。負けたオーストラリア戦後、ものすごい批判が、特に森保監督に向けられて可哀想なくらいでしたけど、選手を大幅に入れ替えたことには私は理解を示しております。本戦で勝つためには、サッカーに限らず底辺の底上げが必要。予選後残り一年という短い期間の中で、代表チームの試合数も限られますし、全員の力を結集させて本戦を勝つという意味では、私は選手の大幅入れ替えは間違っていなかったと思います。間違っていたとすれば、戦略、戦術、気持ちという部分ですかね。私はサッカーに詳しくないので戦略や戦術には触れられませんが、気持ちという部分で出場した選手らに発破をかけることができたか、危機感を煽ることができたか、チーム全体の雰囲気はどうだったか。国際試合で負けるとFIFAランクが下がって本線のグループ分けにも影響しますしね。もちろん負けるつもりで出場した選手はやっていないでしょうし、本予選であれだけ結果を残した森保監督に行き過ぎた監督批判は少し酷だったなと思いますがね。負けたことで本戦の抽選にも影響はあるとは思いますが、でも、FIFAランクが日本より下だからといって勝てる保障はどこにもありませんからね。森保監督が大会前でしたか、言っていたように野球のWBCのような国全体の風、国民全体が応援してくれるような風を吹かすことも、国際大会で勝つためには重要だと思うのでね。一つの敗戦で国民が応援してくれなくなるような風だけは吹かせたくないはずなので、監督としても難しいところではあるのかなと思いますが、これからも私は森保JAPANを応援しますので、頑張って欲しいなと思います。

サッカーの話でもう一つ、高校サッカー界でちょっとした事件がありましたね、青森山田がインターハイ予選の県決勝で負けたという。青森県内では20年以上ですかね、公式戦負けなしで選手権でも4度優勝している言わずと知れた全国屈指の強豪校ですが、とうとうこの瞬間がやってまいりました。まぁ、どんなに強豪でもいつかは負けるのは世の常ですが、これから青森県高校サッカーの勢力図がどう変わっていくのか、注目したいですね。私が同県に住んでいたころは、青森県の決勝とか圧倒的でしたからね。でも近年は八戸学院野辺地西が強くなってきて、昨年の選手権予選で野辺地西が青森山田に負けた時、「そろそろ野辺地西が勝つ日も近いのでは」と書いた記憶がありますが、意外と早くにやってきたなというのが率直に思うところ。これはね、隣接する北海道の強豪校にとってもチャンスですから、かつての室蘭大谷(現在の北海道大谷室蘭)のようなチームが出てくることを、私は願っています。

柔道100キロ級で東京五輪金メダリストのウルフ=アロン選手が、現役を引退されました。まずはお疲れさまでしたと言いたいなと思います。次は何をされるんでしょうか。報道によると、プロレス転向かなんて書かれてましたけど、タレントの道もありそうですよね。現役時代から、あれだけテレビに出てたんですから。過去の柔道選手も第二の人生はそれぞれでしたけど、最近多いなと感じるのが格闘技界への転身。まぁ、プロレスくらいでしたらショーの意味合いも強い競技ですしね、いいんですけどK-1とか総合格闘技とかに転身する人いるじゃないですか。あれ、柔道経験者の私としてははちょっと受け入れづらいと言いますか。特に私が現役時代に崇拝していた吉田秀彦さん(78キロ以下級金メダリスト)とかね、事情もあったのかもしれませんが、リングに上がっているのを複雑な気持ちで見ておりました。最近の選手に対しては思い入れもさほどないですし(失礼!)、好きにすればいいと思うのですが、今では当たり前になった格闘技界への転身も、私が現役当時は前例があまりありませんでしたし、個人的には柔道で勝てなくなったら総合格闘技って、総合格闘技へのリスペクトは?なんて思ったりしておりました。そもそも柔道選手で頂点を極めた人は、引退した後は柔道家として歩んで欲しいなと思っていたんですよね。そういった意味では古賀稔彦さん(71キロ以下級金メダリスト、故人)の生き方は本当にカッコ良かったなと思います。ウルフ=アロン選手の引退試合や会見のもようを少しだけ見ましたけども、あらためて髭、凄くないですか?同選手のトレードマークにもなっている感じの髭ですけど、あれ、柔道経験者としてはちょっと嫌かも。今の柔道選手はあの立派に蓄えられた髭をどう思っているのでしょうか。外国人選手には多いですけどね。身だしなみとかの問題ではなく、純粋に対戦相手があれだと嫌ですね、私なら。柔道には立ち技だけでなく、寝技というのも存在します。痛いんですよね、あんなに髭があると寝技の時。昔の選手ももちろん髭を蓄えてる選手もおりましたが、あそこまでの髭選手はいなかったと思います。これからの選手にはね、真似しないでいただきたいなと思うのですが…。