プロ野球の志望届締切日が明日に迫っております。そこで今日は、北海道出身者のプロ志望届提出者をピックアップしました。道外に進まれた高校生、大学生で漏れがあるかもしれないことを、ご容赦ください。
(順不同)
①渋谷純希投手
帯広市出身、帯広農業高、左投左打、最速147キロの大型左腕、今夏の支部一回戦では9回2死まで無安打、22奪三振を記録した
②山内悠生投手
北見市出身、北見柏陽高、左投左打、最速146キロの大型左腕、今夏北北海道大会8強の立役者
③池田悠真投手
雄武町出身、紋別高、右投右打、最速150キロの大型右腕、今夏支部代表決定戦で山内悠生投手と投げ合った
④半沢理玖投手
旭川市出身、白樺学園高、右投右打、夏の甲子園で好投、球速は140キロに満たないがポテンシャル高い
⑤石田充冴投手
旭川市出身、北星学園大附属高、右投右打、191cmの長身から最速149キロの直球を投げおろす
⑥ウメビンユオ=オケム明外野手
旭川市出身、旭川志峯高、右投右打、体が大きく身体能力も高い、俊足で長打力もある、ナイジェリア人の父と日本人の母を持つ
⑦高橋康誠投手
石狩市出身、小樽双葉高、右投右打、サイドハンドの技巧派、高校では短いイニングを投げることが多かった
⑧茨木佑太投手
札幌市出身、帝京長岡高(新潟県)、右投右打、兄は現役プロ野球選手の茨木秀俊投手(帝京長岡~阪神)、最速143キロの直球に加え、打者としても4番を打った
⑨長嶋直選手
札幌市出身、札幌山の手高、右投右打(情報によると)、今夏の出場は確認できず、ポジションも不明
⑩佐藤爽投手
札幌市出身、札幌山の手高~星槎道都大、左投左打、小柄だが最速148キロの直球には伸びがある、打撃センスも良いとのこと
⑪北嶋洸太投手
函館市出身、駒大苫小牧高~亜細亜大、右投右打、駒苫では2年春から主戦として投げており小柄だががっちりした体格で怪我に強い印象、現在は最速152キロまで球速を伸ばした
私が確認できたのは以上11名でした。この他には北照高でエースだった高橋幸佑投手(神奈川県出身)も志望届を提出していますね。高橋投手は今春のU18入りも果たすほどの逸材。高校生の中では上位にランキングされてくると思います。道外の出身なのでピックアップ外としました。さて、上記11名のうちで私が注目するのはウメビンユオ選手と北嶋投手。ウメビンユオ選手は今夏の北北海道大会では映像だけの確認でしたけど、明らかに他の選手とは雰囲気が違いました。打席でも守備でも何かやってくれそうな、そんな雰囲気。アフリカと日本のハーフという意味では万波中正(現北海道日本ハム)と似てる雰囲気を持っていましたね。ちょっと大人しそうな万波中正といったところでしょうか。身体能力も高く、情報によるとバスケットボールなど球技全般が上手なんだとか。ファイターズには万波や同じくナイジェリア人の父を持つ水谷瞬もおり、活躍できる土壌はあるように思いますからね。ぜひ、ファイターズに指名して欲しい選手です。そしてもう一人、北嶋洸太投手ですね。個人的には満を持してと言いますか、待ちに待った逸材がいよいよドラフト市場に上がることを嬉しく思います。北嶋投手の高校時、同世代には中学軟式野球の全国大会決勝で完全試合を達成して注目された根本悠楓(苫小牧中央高~北海道日本ハム)がおり、私は当時、公式戦の時期になると根本悠楓を見たくて室蘭支部予選が行われる苫小牧の球場に通っていましたが、根本擁する苫小牧中央高の壁となって立ちはだかっていたのが北嶋投手でした。2年春(3-2)、2年夏(6-5)、2年秋(2-0)、3年夏(3-2)と4度の対戦。いずれも両投手は完投しているのですが、すべて駒苫が勝っておりまして、同支部だからこそ実現した名勝負でした。その後、根本悠楓はプロの道へ、北嶋投手は大学へ進学して4年後のプロ入りを目指したわけですが、同校の先輩で郷里も道南と共通点の多い伊藤大海(現北海道日本ハム)を尊敬しており、ここもファイターズには指名して欲しい要素です。ファイターズの1位指名はおそらく宗山塁選手(明治大)あたりかと思いますので、2位か3位あたりで指名してくれたら、嬉しいですけどね。他には渋谷投手、池田投手、半沢投手、茨木投手は今夏の大会を映像でチェック。山内投手は昨秋は現地観戦で、今夏は映像でチェックしました。どの選手が指名を受けるのか、楽しみにしたいなと思います。ドラフト会議は日本シリーズ前の10月24日に行われます。北海道出身者は今季もファイターズの伊藤大海の最多勝をはじめ、福岡ソフトバンクホークスの川村友斗選手(松前町出身、北海高~仙台大、育成2位)がプロ初本塁打を放ったり、千葉ロッテマリーンズの菊地吏玖投手(苫小牧市出身、札幌大谷高~専修大、一昨年ドラフト1位)がプロ初勝利を上げるなど活躍が目立ちますからね。ファイターズには遅れを取らないよう、ドラフト戦略を練って欲しいなと思います。
一方、秋季北海道各支部予選は10月7日をもって全日程を終了しました。私は札幌支部の一日のみ現地観戦。今日はその札幌支部7ブロックの勝ち上がりと代表校を紹介します。
Aブロック=札幌光星(4年ぶり)
一回戦 15-0大麻(5回コールド)
二回戦 5-2札幌龍谷学園(10回タイブレーク)
代表決定戦8-0札幌新陽(7回コールド)
Bブロック=札幌創成(7年ぶり)
一回戦 4-0札幌平岡
二回戦 8-1札幌平岸(8回コールド)
代表決定戦7-1札幌国際情報
Cブロック=札幌南(8年ぶり)
一回戦 5-1北海道科学大高
二回戦 13-0北広島西(5回コールド)
代表決定戦3-2札幌真栄
Dブロック=北星学園大付(2年連続)
一回戦 10-0札幌西(5回コールド)
二回戦 3-2千歳
代表決定戦9-2とわの森三愛(8回コールド)
Eブロック=札幌日大(2年ぶり)
一回戦 10-0北広島(5回コールド)
二回戦 11-1文教大付(5回コールド)
代表決定戦8-0札幌東(7回コールド)
Fブロック=東海大札幌(4年連続)
一回戦 10-0札幌北(5回コールド)
二回戦 3-2札幌第一(9回逆転サヨナラ)
代表決定戦12-0市立札幌開成中等教育(6回コールド)
Gブロック=北海(5年連続)
一回戦 9-0札幌西陵(7回コールド)
二回戦 4-0北海学園札幌
代表決定戦4-1立命館慶祥
私が見に行ったのはGブロック二回戦の2試合。目的はパンフレット(選手名鑑)購入でした。せっかくなので強豪校どうしの試合が見たいと北海vs北海学園札幌、立命館慶祥vs札幌大谷の2試合を観戦。北海、立命館慶祥、札幌大谷の3校は今夏の支部代表校ですし、北海学園札幌はかつての泣く子も黙る札幌商業、昔のヤンキー漫画のモデルになったのでは?と言われていた学校です。北海と並ぶ戦前からの伝統校で「KANO」という映画にも登場したかつての甲子園常連校でもありますよね。北海と並ぶと言えば学校もお隣同士の関係性。北海学園大学と3校が並んで(というより、もはや同じ敷地のような)いる立地状況ですので、おそらく練習試合なんかでも数多く対戦があるのではないでしょうか。因みに北海学園札幌は、今は札幌商業時代のおぞましい学校環境では無くなって進学校として生まれ変わっているのでご安心を。試合の方は2試合とも競った好ゲームだったんですけども、札幌大谷のエースの子、6回に味方の攻撃中の投球練習で足を吊ってしまって、無念の降板。それまで1-1でどちらに勝敗が転がるかわからないゲーム展開の中、2番手投手が四球や連打で一気に4点を失って、1イニング持たずに降板し、ベンチで涙に暮れておりました。それを慰めていたエース投手。ちょうど私の位置から札幌大谷ベンチが丸見えでしたので、「ああ、これぞ高校野球だな」と思いながら、その光景を見ておりましたね。因みに札幌大谷ベンチが丸見えということは立命館慶祥側のスタンドに居たわけですが、地方球場のベンチって客席の下に引っ込んでいて近くからだとベンチ内の監督さんや選手の表情が見えないんですよね。甲子園なんかはベンチがむき出しになっているので近くからでも見えるのですが。私は監督さんのしぐさや表情に興味があり、その日は見たかった北海の平川監督と札幌大谷の五十嵐監督がたまたま同じ三塁側ベンチだったということで、一塁側からその光景を眺めておりました。ということは、もちろん私の周りには立命館慶祥を応援する方が多かったのですが、私の近くで観戦されていた年配のご夫婦、立命館慶祥の好プレーに拍手するのは良いんですが、拍手が異様に長い。もうそのプレーが終わって次のプレーに移っていてもまだ拍手を続けていて。「どこかネジでも外れたのかな?」と思うくらい(失礼!)の長さでした、特に奥様の方。基本的に高校野球を観戦される方って、拍手が長いですね。けっして拍手が悪いわけでは無いんですけど、もう少し短めの拍手でお願いしたいなと思います。因みに先日取り上げた市立札幌開成中等教育校、パンフレットを見ると、なんと9人ギリギリのベンチ入りでした。部員も12名。おそらく女子マネージャーを含めての12名だと思いますので、そら東海大札幌みたいな強豪校に歯が立つわけないよなって。因みに部員数では1位=札幌大谷(61人)、2位=東海大札幌(56人)、3位=とわの森三愛(55人)でした。部員の多さで優劣がつくわけではないですけど参考までに。
ということで、大会前に私が予想した学校は札幌光星、札幌国際情報、札幌南、とわの森三愛、札幌日大、東海大札幌、北海でしたので札幌支部の結果は5勝2敗、ここは私の主戦場でもありますので、なんとしても勝率を上げたいところでした。これで先日記事にした小樽支部、十勝支部、名寄支部の結果を合わせると7勝4敗、まずまずじゃないでしょうかね。札幌支部の試合結果についても全体的に波乱は少なかったように思います。秋にはあまり勝ち上がることのなかった札幌創成と札幌南が久しぶりの北海道大会進出ということで、良かったですね。特に札幌南はね、公立の進学校ということであと1勝でもすれば二十一世紀枠で選ばれても不思議はありませんし、そうなれば札幌一中時代からのOBが黙っちゃいませんよね。次回は残りの函館支部、室蘭支部、空知支部、旭川支部、北見支部、釧根支部の9ブロックと本日行われた北海道大会組み合わせ結果について、記事にしたいなと思います。