6月28日から30日にかけて行われたプロボウリングトーナメント、東海オープン。男子優勝は藤永北斗プロ、女子優勝は石田万音プロでした。おめでとうございます。藤永プロは今季3大会中2大会で優勝、優勝を逃したトーナメントも2位でしたから、今季は圧倒的な強さですね。優勝決定戦では279点のビッグゲーム、強すぎます。昨年プロ入りした若手(22歳)でプロの水にも慣れてきたでしょうから、今年の活躍が期待されますね。石田プロも今季2勝目(通算4勝目)ですね。優勝決定戦ではかつての三冠女王、姫路麗プロとの対戦でしたが臆することなく、勝利を手にしました。両者は親子ほどの年の差(石田プロは19歳、姫路プロは四十△歳)があります。これもボウリングならではですね。北海道から参戦の本間由佳梨プロは準決勝敗退(最終25位)、倉田萌プロは予選敗退となってしまいました。

そして7月5日~6日に行われた六甲クイーンズオープン。優勝は堀井春花プロでした。堀井プロも今季2勝目(通算2勝目)ですね。おめでとうございます。堀井プロはプロ入り4年目の25歳。そして2位に入ったのが東海オープンで優勝した石田万音プロ。絶賛、若手が躍動中です。石田プロは最近見ていて思うんですけど、表情が柔らかくなりましたよね。4位決定戦に敗れた中島瑞葵プロもそうでしたが、プロ入り直後は目がバッキバキで、表情も硬かったように思います。どっちが良いとか悪いとかではないんですけど、最初はやっぱり緊張感があったのかなぁ。でも最近は投球後の表情がとても柔らかくて、ああいう表情をしてると、中島プロもですけどファンが増えそうな気がしますね。北海道から参戦の本間由佳梨プロは予選落ち、倉田萌プロは準決勝敗退(最終26位)でした。次戦、頑張って欲しいなと思います。

ところで、優勝者には優勝決定直後に花束贈呈が行われるのが恒例なんですけど、大体は優勝者に近しい方(同期、職場の先輩プロ、師匠、配偶者やお子さんなど)が贈呈するのですが、今回は元阪神タイガースの桧山進次郎さんであったり、先日はタレントの稲村亜美さんであったり、著名人が出てきてびっくりすることがあります。まだまだボウリングはマイナー競技ですが、著名人を起用して、一生懸命メジャー競技に向けて努力されてるんですね。こういう努力が報われて、ボウリング界全体が盛り上がってくれることを期待します。

今月は男子のシーズントライアルのみ、来月は大岡産業レディースオープンと男子新人戦が行われます。シーズントライアルには北海道から小山泰正プロと江川司プロが出場予定。頑張って欲しいなと思います。レギュラートーナメントではないですけど、今月14日に北海道プロアマオープンも行われますね。こちらも注目したいなと思います。

さて、ここからは北海道日本ハムファイターズの話題に。先週の計5試合、まだ振り返っておりませんでしたので、振り返りたくは無いですけど、振り返ることにいたします。結果はマリーンズとバファローズ相手に1勝4敗。とても勝ち越せる雰囲気じゃありませんでした。投手が抑えると味方打線が沈黙し、味方打線が打ってくれると投手陣も打たれる悪循環。弱いチームの典型ですよね。原因は前にも書いたとおりシーズン途中の作戦変更と日替わり打線。どこの打順も固定できない(というよりしない)ことのツケが回っているということですね。この悪手は当初から本ブログでも批判してきました。チーム状態が悪くなってから急に批判しているものでないことだけは言っておきたいなと思います。とにかく負けるべくして負けてる試合が多い。それはベンチの采配もそうですが、チームの雰囲気もなんかなぁって。週末のバファローズ戦で味方打線が逆転したあとに伊藤大海が打たれてノックアウトを喰らったんですけれども、あの場面をファイターズの某OBは伊藤を批判してましたけどね。それ以上に批判すべきことはあるんじゃないの?と思いました。それは、打たれ出してから野手陣が全然伊藤に声をかけないこと。捕手の田宮もそう。伊藤はあの場面、頭に血が上って周りが見えない状態だったと思うんです。まずは田宮が、タイムをとって伊藤を冷静にさせなければいけなかったのではないでしょうか。伊藤一人の責任ではありませんよ。打たれたのは田宮の責任でもありますからね。先日から口酸っぱくタイムを取るタイミングを説いてきましたが、やるべきことはやらないと。放置プレイは困ります。

先週から今日にかけて、一軍昇格となったのは細野、上原、松本剛、田中正、山崎福。細野は即抹消されてますね。後述しますが、おそらく10日後投げるんじゃないかなぁ。抹消は細野の他、マーフィーと福田光。マーフィーは疲れが溜まっていてもおかしくない時期ですからね。しっかり休んで、また一軍で投げてもらいたいなと思います。松本剛には期待したいですね。センターラインをしっかり守って、チームの精神的支柱になって欲しいなと思います。

昨日から所沢でライオンズ2連戦が行われております。先発投手は昨日が山崎福、今日は金村。予想どおりですね。ライオンズ2連戦については次回、振り返りたいなと思いますが、なんとか笑って振り返られたら良いですね。週末からはエスコンFにホークス、イーグルスを迎えての6連戦。先発投手は加藤貴、上原、細野、伊藤、山崎福、金村を予想。細野は抹消されてからちょうど10日後ということで、予想しました。それとホークスは左腕に弱いということもあるのでね。加藤貴、上原、細野の左腕トリオに良い流れを作ってもらって、その後のイーグルス戦を迎えたいなというイメージ。というよりもファイターズの場合は打線がね。まずは打たないことには、点を取らないことには難しい試合が続くでしょうね。

最後に、今月末に行われるオールスターゲームについて。ファイターズからはファン投票で山崎福、河野、田中正、田宮、マルティネス、上川畑、郡司、水野、万波の9名が選出されました。せっかくファンに票を入れてもらったわけですから、そこは楽しんでやって欲しいなと思います。ただ、私はこれまで票を入れたことはないので良くわかんなかったんですけど、これって一人で何票でも入れれるんですよね?あるファンがメディアで話していたところによると何千票とか一人で投票したんだとか。うーん、なんだかモヤモヤする…私の見立てでは、ファン投票で選出された9名のうち、妥当な選手はせいぜい5名くらい。9名もファン投票でって、なんかモヤっとするのは私だけでしょうか。当初、私はファイターズからこんなにたくさんの選手がオールスターゲームに出場することに懸念を持っておりました。だって、優勝を狙えるかも知れない位置に「当初」はいたわけですから。成績の出てない選手にはぜひ休んで欲しい。もしくは練習して欲しい。そう、思っておりました。しかし、現在はちょっと考えが変わりましたね。チーム状態が悪い時こそオールスターゲームに出て活躍して、きっかけを掴んでくれればって。そういう選手やチーム、過去にいっぱい見てきましたから、そこに期待したいなと思います。戦列離脱中の水野はちょっと酷ですが、試合には出ない方がいいと思いますね。ていうか、出れないでしょう。ファン投票で選ばれた選手は辞退はできないということなので、帯同は余儀なくされると思いますが、せいぜい一塁コーチくらいでご勘弁願いたいなと思います。