週末の北海道日本ハムファイターズは、スワローズに１勝２敗、これで３カード連続の負け越しとなってしまいました。先日も書いた通り、後ろの投手が最近粘り切れず、それと同時に打撃、守備、走塁面にも影響を及ぼし始めたファイターズ。初戦は勝ちはしましたけど杉浦が一発打たれて一時は同点にされ、２戦目は畔柳が四球から自滅し、昨日はエラーと四球が絡んでノーヒットで決勝点を献上するという。特に昨日の試合、私は継投のタイミングに非常に疑問を持ちましたね。まず、先発の加藤貴。今季の加藤貴はほとんどの試合、９０球未満で降板してるんですよね。伊藤や山崎福は平気で１００球以上投げさせるのに、加藤貴だけ球数を制限している。何か意味あるんですかね？昨日も８７球ですよ。直前にライナーが当たってその影響なら理解できますが、新庄監督は「当たった影響ではない。交代は予定どおり」と言っています。ということは、試合前から９０球を目途にということになっていたということでしょう？昨年は中４日とか平気でやらせておいて、ちょっと意味がわかりませんね。で、次に田中正義。８回の頭から登板して結果的に負け投手になってしまいましたが、仮に加藤貴は予定通り、田中正を緊迫した０－０の場面で使いたかった、見て見たかったというのであれば、なぜイニングの途中で打たれてもいない田中正義を代えたのか。先頭打者は完全に打ち取ったショートフライ。それを水野が落球したことによる無死一塁、送りバントで一死二塁ですよ。予定通りというのであれば、田中正義も信頼して予定通り行かないと。結局打たれてもないのに田中正義がここで降板し、代わった河野が四球に犠牲フライを打たれて決勝点。エラーの走者を許した田中正義が責任投手になって、可哀想にも程があると思います。河野や水野も責任を感じるでしょうし。野手のミスを投手がカバーして、または投手のミスを野手がカバーして強いチームになっていくのと違いますか？田中正義の交代は失点してからでも遅くはなかった。同じ負けなら尚更ね。これで田中正義はベンチに対して不信感を持ったことでしょう。新庄監督は大いに反省し、田中正義へのケアを充分にして欲しいなと思います。
もう一つ言いたいのは、加藤貴の女房役（キャッチャー）について。開幕からずっとなんですけど、固定されてないんですよね、女房役が。他の先発投手は決まっているのに、加藤貴だけ決まってない。４～５月はそれでも良かったと思いますが、もう６月ですよ。いい加減、はっきり決めてあげないといけない時期にきているのではないでしょうか。加藤貴の内容を見て代えてるようですが、もうその時期ではないと思います。打線にしても、新庄監督は勝ってる時はオーダーを代えずに負けた次の日にオーダーを代える、非常に珍しい監督です。私が長年見てきた経験でいうと、たいていの監督は勝ってる時こそオーダーをいじったり代えたりしますが、打線が調子を落とした時、チームの状態が悪い時はあまり代えません。じっと耐えて爆発してくれるのを待つというのが定石のような気がしますが新庄監督は勝ってる時はいじらず、負けるといじるんですね。どちらが良いとか、どちらが正解とか言うつもりはありませんが、最近はちょっといじりすぎて墓穴を掘ってる気がするんですよね。スワローズ戦の負け試合を見ても、相手より多くヒットを打ちながら点が取れてないし、負けてるんですよ。打線が機能していないのは首脳陣の責任。ちょっと考えて欲しいなと思います。それと痛い走塁ミスもありましたよね。昨日の試合、万波が二度の走塁ミスを犯しました。あれこそチーム状態が悪い時の負の連鎖だと思いますが、ああいう初歩的ななミスをしていたら勝てません。エラーはしょうがない。でも、防げるミスは防いでいかないと、このままズルズル行ってしまいますよ。楽観的にならず、しっかり対応して欲しいなと思います。
明日からエスコンＦに戻りましてドラゴンズ、ジャイアンツを迎えての６連戦です。注目の、明日の予告先発は先日予想したとおり、上原と発表されました。明後日以降の５試合は伊藤、福島、山崎福、金村、加藤貴を予想。甲子園のゲームが中止になっておりましたが、来週の火曜日に組まれることが決定したようですね。私の予想ではローテーション投手は持ってこれないと思いますので、上原か、それとも二軍から誰か若い投手を経験させてブルペンデーにするんじゃないかなと思います。こればっかりはまだ先の話なので、明日の上原の内容と今週のファームの状況などを見て後日、予想したいなと思います。畔柳と宮崎が本日、一軍登録を抹消されました。先日も北山と鈴木が抹消されておりますので、けっこう一軍枠空いたんじゃないかなぁ。３人くらい上がってきてもおかしくないと思いますが、上原の他に、報道によると清宮が昇格確実なようです。チームの勝利に貢献すべく、頑張って欲しいなと思います。
今週、いよいよ夏の高校野球北海道支部予選の組み合わせ抽選が行われます。各支部展望については後日、記事にしたいなと思いますが、道外においても高校野球の話題が事欠かない季節となりました。私は北海道出身の球児は道外の高校であろうと応援していますが、今季プロ２年目の茨木秀俊投手（札幌市出身、２０歳、帝京長岡高～阪神）の弟さんが、お兄さんと同じ帝京長岡高（新潟県）のエースで注目されてるそう。帝京長岡といえば、元日本ハムファイターズ投手の芝草宇宙監督（帝京高～日本ハムなど）が指揮を執っておりますね。順調に成長して、ゆくゆくはファイターズの戦力になってくれたら嬉しいなと思います。
野球とはまったく関係ない話になりますが、毎年恒例なんですけど、家の換気扇の外側の傘があるじゃないですか。あそこに先日から鳥が巣を作っておりまして。換気扇は閉じっぱなしなので部屋の中から巣は見えないんですけど、鳥の羽音や巣作りの作業中と思われる音は良く聞こえてるんですよね。近くの小窓から観察していると、小さな、でもスズメよりかはやや大きめの鳥ですね。飛んでるところしか見えませんので、種類などはまったくわかりませんが。ちょうど家と家の間で陰になって、居心地いいんでしょうかね、天敵から襲われる心配も無さそうだし。毎年ですもんね、同じ場所に巣が作られるの。巣作り中はコンコンって換気扇をノックされて（おそらく、くちばしが換気扇の開閉部分に当たっている音だと思います）いるような気がして、思わず返事しちゃったりしてました。そのうちヒナが生まれて鳴きだすんでしょうね、ピーチクパーチクって。もちろん姿かたちは見えませんので、あまり驚かせないよう、声と音だけで楽しみたいなと思います。