北海道日本ハムファイターズは、オープン戦も残すところ7試合となりました。今季を見極める大事な7試合。そこで今日はちょっと早いですが、ファイターズの開幕一軍予想などをしていきたいと思います。まず、結論から言えば以下のように予想します。

 

投手=伊藤、金村、マーフィー、杉浦、宮西、池田、

   福田俊、田中正、河野、北浦、山本(計11名)

捕手=伏見、マルティネス、郡司、進藤(計4名)

内野手=石井、上川畑、野村、水野、奈良間、細川

   (計6名)

外野手=松本剛、、万波、スティーブンソン、レイエス、

    淺間、五十幡(計6名)

 

捕手は、田宮と進藤迷いました。ただ、最近のオープン戦での使われ方を見て、進藤がややリードかなと。内野手6名はちょっと少ない気もしますが、マルティネスと郡司が一塁を守れますのでね。一軍登録31人枠をすべて埋めることは無いかもしれません。そうなったら、五十幡か細川あたりが微妙かな?投手を減らすこともあり得るでしょう。6連戦がしばらく無いですからね。そんなにブルペンにいっぱい待機させなくても回せると思います。2戦目以降の先発投手は、開幕一軍には入れていません。

2戦目以降の先発投手ですが、私は現時点では加藤貴、バーへイゲン、山崎福、鈴木健のローテーションと予想します。バーへイゲンと山崎福はすでに新庄監督が公言してますからね。どんなにオープン戦で悪くても、そこは信じてしばらくは先発させると思いますし、そうしなければいけません。昨年も散々書きましたが、FAで獲得した選手や新外国人選手は絶対使わないと、この先使えなくなりますからね。とにかく信じるだけ。しばらくたってもダメなら、そこからまた別の手を打ちましょう。加藤貴は、言っても左のエースですからね。千葉との相性がよくありませんが、目先の試合にこだわっていても良くありませんしね。意外と第3戦先発予定のバーへイゲンなんかは千葉との相性が良いかも知れません。パワーピッチャーが合うイメージがあるんですよね、ZOZOマリンって。だから加藤貴も上沢も苦手でしたもんね、千葉は。5戦目に予想した鈴木健は、オープン戦良いんですよね。上原も良いですけど、まずは鈴木健を中6で回して、上原は先発に穴が出たらそこに入れる準備をしっかりして欲しいなと。わかりませんからね、いつ怪我人が出るか。バーへイゲンや山崎福の調子が悪ければ、そこに代わって入ってもらう可能性だってあるわけですしね。鈴木健だって、まだ5人目確定というわけではありません。もちろん北山、根本らにもチャンスはありますからね。しっかり調整して欲しいなと思います。

昨日、新庄監督が「ユーティリティープレーヤー査定」なるものを球団に直訴したと報じられていました。簡単に言えばどこでも守ってくれる選手の給料を上げてくださいということですね。これは良いと思います。出番を与えられずくすぶっている清水や古川、清宮が戻ってくればどうなるかわからない野村にとってもモチベーションは上がるでしょうからね。ポジションにもよりますが、万波以外のすべての選手にとっては朗報じゃないでしょうか。

さて、ここからは開幕スタメン予想をしていきたいなと思います。

 

投手=伊藤

捕手=伏見(進藤、田宮)

一塁=マルティネス(レイエス、郡司、野村)

二塁=奈良間(水野、石井)

三塁=野村(石井、郡司)

遊撃=上川畑(水野、奈良間)

左翼=スティーブンソン(淺間、松本剛)

中堅=松本剛(淺間、五十幡)

右翼=万波

DH=レイエス(郡司、マルティネス)

 

一番左に名前のあるのが開幕スタメン、カッコ内は左から優先順に2番手以降の名前を挙げました。まぁ、当初の予想は変えておりませんね。まずは昨季活躍した選手を使うべきだと思っております。懸念材料は左打者が少ないこと。なので私は外国人で2人くらい、左打者を獲ると思ってたんですけどね。まぁ、無い袖は振れませんので、しょうがありません。そういう意味でいうと期待したいのは水野。オープン戦を見る限り、今までの水野とは違う気がします。鋭く、逆方向へ大きな打球が打てるようになりました。同じポジションを争う奈良間もうかうかしてはいられませんね。あと一人、左打者がいてくれれば良いんですけど。そのうち清宮も復帰してきますし、そうなればまた、状況も変わってくることと思います。

次に打順ですが、打順は正直わかりません。これは好みの問題もありますし、好不調によって全然変わってくるでしょうしね。あえて予想、というか私の願望としては以下のとおり。

1番、野村(スティーブンソン)

2番、松本剛

3番、スティーブンソン(野村)

4番、マルティネス

5番、万波

6番、レイエス

7番、上川畑

8番、奈良間(伏見)

9番、伏見(奈良間)

野村は信頼して使ってあげることが重要だと思ってまして、まずは気楽な打順で打席が多く回ってくる1番が良いのではないかと、そう思います。守備には目をつぶるので、その代わりしっかり打線をおまえが引っ張って行ってくれよと、そんなメッセージを与えられたら良いですね。サードは郡司との争いになりますが、別に野村より郡司が劣るということではなくて、どちらが代打に控えていたら頼りになるかということです。スティーブンソンは、当初は1番が適任と思っていたのですがね。個人的に、外国人が1番を打つチームが優勝するのをあまり知らないというか。もちろんありますよ、グラッデンが1番を打っていた巨人とか。でも、稀ですよね。ただ、可能性としては野村とスティーブンソンが入れ替わることもあるかなぁ。走塁面では、スティーブンソンの1番の方が頼りになるでしょうし。マルティネスは迷いませんでした。昨年の実績からいっても不動の4番です。万波は新庄監督も仰ってましたけど、楽な打順で打たせたいなと。そうなると、現時点では5番あたりが適任でしょうか。3番や4番起用には反対です。6番にはレイエスを入れてみました。ただ、レイエスに関しては未知数な部分も多いので、状況によっては郡司が入ってくる可能性もあるかなと思います。まぁ打てなくても、しばらくは我慢して使い続けて欲しいなと思いますけどね。打ち出せば、当然夏ころにはクリーンアップを任せたい選手です。奈良間と伏見は迷いませんでした。ただ、新庄監督はあまり捕手を9番に置かない監督なので、逆(8番伏見、9番奈良間)の可能性が大きいのかな?私は捕手は誰だろうと9番に置きたいんですけどね。バファローズの森友哉選手くらい打てるなら話しは別ですが。

最後に、パシフィック=リーグの最終順位予想です。

1位、オリックスバファローズ

2位、埼玉西武ライオンズ

3位、千葉ロッテマリーンズ

4位、福岡ソフトバンクホークス

5位、北海道日本ハムファイターズ

6位、東北楽天ゴールデンイーグルス

先日の予想を修正して、4位と5位を入れ替えました。入れ替えた理由は、ファイターズはオープン戦を見てる限り昨年の今頃と何ら変わってないなと。一流の投手が相手だと途端に手も足も出なくなる。一方ファイターズの軸となる投手に対しては、相手チームが手も足も出なくなることはない。昨年より成長はしておりますが、Aクラスを狙えるチーム力かというと、首脳陣の指導力も含めてですね、かなり厳しいと言わざるを得ません。

ファイターズは育成の福島蓮(青森県出身、八戸西高~北海道日本ハム、2021年育成ドラフト1位の高卒3年目、投手、20歳)と支配下契約したと発表しました。ファイターズでは珍しい青森県出身ですから、青森県に長く住んでいた私的には応援したい選手ですね。あっ、もちろんどこの出身だろうとファイターズの選手は全員応援してますけどね。福島投手が八戸西高に在籍していたころは私は北海道にいましたのでもちろん生で観戦したことはありませんけど、センバツ甲子園大会にも出てますし、八戸西高って普通の公立校ながら私が青森県に住んでいたころからけっこう強くなっていた印象があります。たしか普通に県大会ベスト4くらいは狙える学校だったと思いますね。それはともかく福島投手にはぜひ、頑張って欲しいなと思います。