がんばれ、北海道日本ハムファイターズ!今年こそ結果を!ということで、今日も前回の続きでファイターズの開幕レギュラー及び一軍野手について、考察していきたいなと思います。

まず、外野手から。万波、松本剛、レイエス、スティーブンソン、五十幡、淺間、江越、今川、矢澤、この辺の争いになると思いますが、現時点でレギュラーに近いのは前述のような順番になるかと思います。新外国人2人がどれくらいやれるか未知数ですので、はっきりと順番はつけにくいですが、まずは実績のある選手を優先的に使うのが当然と言えますね。万波と松本剛はチームの中心選手でもありますし、こちらも当然の優先順位。DHにレイエスを固定できた場合、左翼にスティーブンソン、中堅に松本剛、右翼に万波が現時点でベストかなと思います。五十幡に関しては、前回の投手編で金村への想いを書きましたが、五十幡も一緒なんですよね。レギュラーで使っていたら怪我するのは確実。そうなると戦力ダウンになってしまうので、とにかく今年は一年を怪我なく完走することを目標に置いて欲しいなと思います。ベンチにいるだけで五十幡の場合、戦力になりますからね。怪我して二軍調整なんて、もってのほか。成績は二の次で良いと思いますよ。そのためには、レギュラーでシーズン序盤から使うことだけは止めていただきたいなと思います。江越は松本剛に代わる守備固め要員として、淺間、今川、矢澤には左翼のレギュラー争いに加われるよう、頑張って欲しいなと思います。因みにスティーブンソンは、肩が弱いという情報だったので左翼にしておりますが、意外に肩が強ければ中堅でも良いと思っております。ただし、外国人は打たないと使ってもらえないので、まずはそこを優先的に考えたいですね。外国人は同じポジションの選手との争い以外にも外国人枠の争いもありますからね。大変です。

内野手は、清宮、野村、上川畑、奈良間、細川、加藤豪将、中島、石井、水野といったところの争いか。ただし、捕手登録のマルティネスや郡司も入ってくる可能性もあり、熾烈を極めそうです。私が選ぶ内野のレギュラーは、一塁にマルティネス、二塁に奈良間、三塁に清宮、遊撃に上川畑。あれ?野村がいない…個人的には野村は三塁がベストだと思います。昨年見ていて、そう感じました。昨年は主に一塁、その他、DHや左翼も守りましたけど、打撃に悪影響を及ぼして野村らしさとは程遠かった。おそらく、野村の体に染みついた野球リズムが、三塁守備を欲していたんでしょうね。そんな気がします。とはいえ、送球に難のある野村を三塁守備につかせるのはリスクを伴いますし、どうしたものか…野村の使い方が、ある意味ファイターズの今季の成績を左右しそうな、そんな気がします。二遊間は一番固定しなければいけないところ。今年は上川畑と奈良間をフルに使って欲しいなと思います。そう考えると、前述した細川以下は入る余地がありませんね。細川に関しては内外野守れますし、足も速いですからね。ベンチにいてくれるだけで十分戦力になると思いますが、加藤豪将、中島、石井、水野はよっぽど打撃でアピールしないと厳しいでしょう。

ファイターズの捕手は渋滞しておりまして、前述のマルティネスや郡司の他、伏見、清水、田宮、古川、郡、そして新人の進藤までチャンスはあると思います。通常、一軍捕手は3名で構成されることが多いのですが、マルティネスが一塁ということで考えると捕手が4~5名、一軍登録されてもおかしくないなと。他のポジションとのバランスを考えて、一軍編成して欲しいなと思います。昨年から書いてますが、正捕手を一人に絞る必要はありません。投手との相性を第一に、考えて欲しいなと思います。

ということで野手一軍登録人数を15名とした場合、現時点で私が考える一軍メンバーは松本剛、万波、レイエス、スティーブンソン、五十幡、江越、清宮、野村、上川畑、奈良間、細川、マルティネス、伏見、田宮、郡司。そこに清水、古川、進藤、加藤豪将、中島、淺間、今川らが入ってくるかどうかですね。キャンプ、オープン戦でのアピールに期待しましょう。

話しは変わって大相撲初場所。十一日目が終わって、残り4日となりました。優勝争いは、現在一敗で琴ノ若(関脇)が単独トップ、二敗で照ノ富士(横綱)、霧島(大関)、豊昇龍(大関)が追う展開。優勝争いは、この4人に絞られました。三敗力士にも数字上の可能性はありますが、上位陣がこれから星を潰しあう状態では優勝の可能性は無くなったと言って良いでしょう。休場者が多く出たのは残念ですが、上位陣が好成績で非常に面白い展開。久しぶりにこれぞ大相撲という感じがします。これも、やっぱり横綱が土俵に帰ってきたことが大きいんでしょうかね。琴ノ若は、今場所は大関取りのチャンス。NHKのアナウンサーは「大関への土台作りの場所」としきりに仰っておりましたが、私はそんなことはないと思っておりました。直近二場所が9勝、11勝ときてますからね。大関昇進の目安とされる33勝まで13勝で到達するわけで、私は仮に12勝だったとしても上げても良いとさえ思っています。もちろん、そこには相撲内容も加味されなければいけませんけどね。ここまでの内容は申し分なし。優勝なら絶対上げて欲しいなと思います。残り4日、琴ノ若にとってはとても重要ですね。休場明けの照ノ富士は非常によくやっていると思います。一方的に負ける相撲もありましたが、何といっても3場所休んでいたわけですから、そう考えるとこの成績は立派。十分、横綱の責任を果たしたと言って良いでしょうね。綱取りがかかる霧島は、もう負けられません。ちょっとバタつく相撲が多いのが気になりますが、終盤に強い大関ですから、優勝すればもちろん横綱昇進確実ですし、頑張って欲しいなと思います。豊昇龍は、連敗した時は珍しく弱気になったのかなと思いましたけど、それ以外は大関らしい相撲を見せていますね。二度目の優勝に向けて、頑張って欲しいなと思います。

ということで、私は照ノ富士を優勝争い最右翼に推したいなと思います。なぜなら、照ノ富士は優勝争いしている3関取に一度も負けたことが無いんですよね。これは滅茶苦茶大きいと思います。照ノ富士は全盛期のような力強さは無くなりましたけど、豊富な経験がありますからね。怪我とも上手く付き合いながら、頑張っている姿は感動すら覚えます。霧島は前述したとおり終盤に強いですが、照ノ富士に一度も勝ったことがなく(10戦全敗)、綱取りにとってはここが鬼門と言えるでしょう。豊昇龍も照ノ富士戦は7戦全敗。琴ノ若はvs照ノ富士戦5戦全敗となっています。霧島が唯一勝てそうな雰囲気は過去の対戦で出してますけど、豊昇龍と琴ノ若はほぼ、何もさせてもらっておりません。特に琴ノ若は昇進がかかっていますからね。負けるにしても、中身のある相撲を取りたいところです。