今年一年を振り返ると、野球以外のスポーツも盛り上がりましたね。ラグビーはワールドカップがあって日本代表チームは大健闘(プールステージ2勝2敗、4年後のW杯出場権獲得)しましたし、男子バスケットボール日本代表も48年ぶりにオリンピック出場権を自力で獲得するという快挙。正直、私はラグビーもバスケットボールもあまり興味はないのですが(スラムダンクやDEAR BOYSといった漫画には興味ありました)、これまで世界の中で弱小と言われていた日本代表チームが活躍するニュースは、やっぱり嬉しいものです。男子サッカーもかつては世界に相手にもされていませんでしたが、昨年のワールドカップの勢いそのままに、今年の親善試合でドイツなどに完勝。しかもアウェーで勝ったことに大きな意味があると思っていて、次回のワールドカップまでこの勢いのまま行ってくれたらなと思います。今やアジア予選は勝って当たり前となりました。女子サッカーも今年の7~8月に行われたワールドカップで惜しくも準々決勝で敗れたものの、相変わらず安定した強さを見せてますし、陸上では何と言っても北口榛花選手ですよね。世界陸上女子やり投げで、フィールド種目では日本人女子で初めてとなる金メダル獲得。当時も書きましたが、同じ道産子として誇らしいなと思いました。

今年も残りわずかとなりましたが、高校生は最後の大会を残しておりまして、バスケットボール、ラグビー、サッカー、バレーボールの選手権大会が年末から年始にかけて行われます。バスケットボールはすでに開幕しておりまして、3回戦まで終えていますね。私は前述したとおりバスケットボールやラグビーはあまり見ないのですが、それでも北海道の人間として北海道代表の結果は気になるところ。今年は男子バスケットボールは東海大札幌と駒大苫小牧が、女子バスケットボールは札幌山の手と日本航空北海道が出場していて、女子の札幌山の手のみ初戦を突破したようです。女子のもう一校、日本航空北海道って正直、聞きなれない高校だなと思って調べてみると、今年開校の千歳市にある私立校なんですね。日本航空学園というと、山梨や石川の高校を思い浮かべますが、北海道にも高校が出来たようです。千歳市は北海道の空の玄関口と言われているように大きな飛行場もありますし、パイロットや客室乗務員、整備士を養成する上で立地が良いんでしょうか。実は私、千歳市に長いこと住んでおりましたので、同市に日本航空学園の専門学校があることは知っておりました。高校もその周辺に建てられたんでしょうか。同校バスケットボール部は開校一年目で、当然一年生のみのチーム。その状況で選手権出場は凄いなと思いますね。今回は初戦で敗れましたけど、これから強くなっていきそうな予感がします。バスケットボール以外も注目です。硬式野球部は山梨や石川も強いですからね。日本航空北海道も、野球に力を入れてくるかもしれません。まさか、今年西部ガス硬式野球部監督を辞任する香田誉士史監督(元駒大苫小牧監督)を招致したりして。たしか以前インタビューで西部ガスを退職すると仰ってましたし、奥さんは北海道の方で繋がりもありますしね。北海道に戻ることも全然あり得ると仰ってましたし、環境的には苫小牧市も千歳市もお隣同士でそんなに雪の多さとか変わりませんしね。ちょっとだけ期待しております。

ラグビーは明後日27日、サッカーは28日開幕です。ラグビーは南北海道代表の札幌山の手が鹿児島実業と、北北海道代表の遠軽高校が徳島城東と初戦で対戦します。ぜひ初戦突破に向けて、頑張って欲しいですね。できれば2勝、健闘を祈っております。サッカーは以前も記事にしたとおり、北海高校が3年連続の出場となります。初戦の相手は香川県代表の大手前高松ということで、個人的には嫌な相手と当たることになったなと思いました。まず対戦相手の大手前高松、過去2度の出場をいずれも初戦突破してるんですよね。しかもそのうちの1勝を北海道勢(札幌大谷)が献上しているという。北海は3年連続の出場とはいえ、いずれも初戦で敗れておりますし、北海自体しばらく選手権で勝てておりません。なんとかその殻を破って欲しいなと思います。ここ2大会はいずれも長崎県勢に1点差という惜しい試合を落としております。勝利への執念を見せて、頑張って欲しいですね。12月29日が初戦です。

バレーボールは年明け4日開幕です。男子は東海大札幌と北海道科学大高が、女子は旭川実業と札幌山の手が出場しますね。バレーボールは北海道大会の決勝もテレビで見ましたし、選手権大会もおそらく見ることになると思います。ぜひ、選手の皆さんには悔いのない試合をして欲しいなと思います。