お疲れ様です。
青森県小学生スキー大会男子リレーのプレイバックシリーズも今日で第3弾
第3弾っていうことは、3走の展開を書きまする。
47秒差でリレーを受けた5年生の功汰がスタートした。
トップの野辺地小はもう山の中に入っていった。功汰~いつもどおりの
滑りで行け~とイケイケムードは、あえて出さなかった。
1km地点から無線情報
「トップは野辺地小、馬門は50秒差で通過」
3秒離された 前半はいつも野辺地小の3走の子と同じくらいか、数秒は
上をいくのに、今日は数秒遅れをとった。
後半はどうか
ちなみに功汰は後半が弱い。。。
2km地点から無線情報
「トップは野辺地小、馬門は51秒差で通過。なんか体にキレがありません」
との情報が入った。
差は前半とほぼ変わりはない。
後半が弱いのはわかっている。
キレはないかもしれないが、タイトル目前で功汰が諦める訳がない。
でも応援に駆けつけてくれた、地域の皆さんはこの頃から私のところへ来て、
「この差は無理だべ」と言いはじめて来た。
私は「いや、大丈夫ですよ信じましょう。こいつらは今まで頑張ってきましたか
ら」と地域のお爺ちゃんお婆ちゃん達に言った。
そこで最後の上り中盤から無線情報
「トップの野辺地小通過」
さぁ差はどのくらいか
時間が数秒経った。
情報がこない。
「まだ見えない」
「まだです。」
早くこ~い功汰。
プレイバックその弍でも書きましたが、アンカーへリレーした時点で1分20秒
がギリギリラインだ
そこで無線情報
「功汰、トップと1分08秒通過」
わっ後半、予想以上に離された。
あとで知った話だがこの時、中継地点で待っていたエースの新(あらた)は
1分以上だと厳しいかな。。。とコーチに漏らしていたらしい。
でも力はある 弱音を吐く気持ちはわかるが、自分たちの、チームの力を
信じよう これは馬門クロカンスポーツクラブ関係者の全ての方がそう思っ
たでしょう。
そしてトップの野辺地小が会場へ入ってきた。
うん、素晴らしい滑りである。
でもうちも負けてないぞ~
野辺地小のアンカーが山の中へ入っていってようやく功汰が会場へ来た。
「功汰~最後だ頑張れ」皆が声を張り上げた。
うん。功汰も凄くいい滑りだ
そして、エース新(あらた)へリレーした。
トップとの差は1分15秒。
事前データ上、ギリギリのタイム差であったがエース新はスタートから爆走
した。 そこで山の中へ入る前に声を掛けた。
「力を抜いていつもどおりの滑りだ~大丈夫だから」
ちょっとでもリラックスできただろうか。
そして次回は遂に馬門クロカンスポーツクラブ
最後の走者エースの想いはいかに
続く。
ノシ(* ̄Oノ ̄*)