前回、長崎で被爆された秋月辰一郎医師の話をアップしましたが、今回は内部被爆を防ぐ方法です。
上の表は元素周期表ですが、人体は同族元素(表の縦の元素)を区別せず、同じように扱います。
例えば、ストロンチウムはカルシウムに、セシウムはカリウムに非常によく似た性質を持っています。
セシウムやストロンチウムは通常人間の体には存在しない元素で、それがないことが人間にとっては当たり前であるため、身体は酷似した物質を区別することが出来ず、口から摂取したものはほぼ同じように吸収されます。
それを逆手に取って、性質のよく似た同族元素で、放射性のないミネラルを先に摂っておくことで、放射性ミネラルの吸収をほとんどなくすという方法が注目を浴びています。
放射性ストロンチウムはカルシウムで、放射性セシウムはカリウムで、放射性ヨウ素は放射性のないヨウ素で薄めることが可能とされています。
カルシウムは煮干しやしらす、桜エビ、高野豆腐、ひじきや昆布わかめなどの海藻など、カリウムはアボカドやバナナ、干し柿や乾燥プルーン、昆布やわかめやのりなど、ヨウ素は昆布やわかめなどの海草類で摂れます。
昆布は毎日食べるといいかもしれませんね。
ただし、産地には気を付けてください。
放射性物質が食品に含まれているかどうかは見た目ではわからないので、放射性物質を減らす方法ですが、しっかり土を取り除き、皮をむく、キャベツなどは外側の葉を数枚捨てる。
しっかり水洗いする。
食材の内側に入り込んだ放射性物質で、セシウム、ストロンチウムは水に溶けやすいので洗ったからさらにゆがく、煮るという方法で、細胞壁を柔らかくし、野菜内の水分を絞り出す。
塩を使って浸透圧で染み出させる塩揉みや塩漬けも効果的です。
また、セシウム、ストロンチウムは酢と結びついて溶け出しやすいので、酢に浸すのもお勧めです。
ゆで汁や煮汁、漬け汁は飲まずに捨てます。
体内に取り込んでしまった放射性物質を出すために、アップルペクチンや菊芋が効果があるという話もあります。
参考 小若順一、今井伸著 放射能を防ぐ知恵
