昨日安曇野市で上映された、鎌仲ひとみ監督作品の「内部被ばくを生き抜く」を見に行ってきました。
4人の医師が語る経験ということで、被爆医師の肥田舜太郎氏は自分の広島での経験を基に、「事故後半年で原発事故の影響は出てくる、直ちに影響はないということはない」とおっしゃっていました。
諏訪中央病院名誉委員長の鎌田實氏は「1年に24日でも保養で線量の低い土地に行けば、体は回復します。食べ物も汚染されていないものを食べて、チェルノブイリ事故後の子ども達はいまもそうやって生きている」とお話しされていました。
東京大学アイソトープ総合センター長の児玉龍彦氏は福島で除染活動されていて、内部被ばくが細胞に与える影響を独自に研究し始めているそうです。
チェルノブイリの小児科医、スモルニコワ・バレンチナ氏のお話で、チェルノブイリの原発事故後、1歳2ヶ月の子供が子宮ガンになってしまい、身体のあちこちにガンが転移していて、治療をして命は助かったけれど、不妊になってしまったという話を聞いたときは、そんなに小さくて辛い治療に耐えて、でも子供を産むことは出来なくなってしまったなんて、何とも言えない気持ちになりました。
福島の二本松でお寺で経営している保育園の話ですが、除染のため保育園の屋根を高圧洗浄機できれいにしても線量が下がらなかったため、300万円かけて屋根を葺き替え、園庭も表面の土を削ったら線量がかなり下がったとのことでした。
そのお寺には、県外から野菜などを無償で送ってくださる方が大勢いて、保育園の保護者たちで分け合っているそうです。
保育園園長の奥さんも、子供の放射能の尿検査をしたら高い数値が出たことにショックを受けて、以後食べ物に非常に気をつけるようになり、栄養バランスよりも彩りよりも内部被爆に気を配っているそうです。
自分で食料品を買うとき野菜など産地で選んでいますが、魚介類を買うときは買いたい魚がないなぁなんてこともしばしばで、食料品の買い出しがストレスだなと思うこともあります。
福島産の野菜でも安全な物があるのは知っていますが、売られている物が100ベクレルかもしれないし、0ベクレルかもしれない。
でも、目で見てわかるわけではないので、やはり産地で選んでしまいます。


