梅雨だというのに、雨がほとんど降らず、長野県でも場所によっては農業用水不足が深刻だそうです。
毎日雨だと鬱陶しいですが、やはり雨が降るときには降らないといけませんね。
昨日、松本市で小出裕章講演会があったので行って来ました。
小出裕章先生は京都大学原子炉実験所准教授で、最初は原子力の平和利用の研究をしていたそうですが、原子力における放射線被害の実態を知り、原子力発電に反対するようになり現在はそちらの研究をされているそうです。
わかりやすい内容でしたが、特に印象的だったのが、原子力発電所や核燃料施設は過疎地におしつけられているといういうことや、東日本大震災の前も水力と火力発電で電気は足りていて、万が一足りなくても自家発電(企業などが自分で発電している電気)でまかなえるだろうということ。
そして、地震の巣と原発の立地点が示された世界地図が紹介されたのですが、原発が多い場所は地震がまったくないヨーロッパと、アメリカの東海岸に多く建設されているが、日本だけは地震が多いにもかかわらず58基も建設されているという恐ろしい事実。
その他にも、原発はトイレのないマンションであるということ。
原子力を利用すると核分裂生成物などの放射性物質を生み出す。
しかし、人類には、それを無毒化する力はない。
それらは、100万年に亘って生命環境から隔離し続けるしかないとのことです。
高レベル廃物の隔離処分は以下が考えられていますが、
宇宙処理・・・技術的に難しい
海洋底処分・・・ロンドン条約があり不可
氷床処分・・・南極条約があり不可
残されるのは地中深く埋める地層処分しかないのだそうですが、それもいつ何時地震などがあるかわからないので、これも完全ではないとのことです。
そして原子力を選んだことに責任のない子どもたちは被爆に敏感で、放射性ガン市の年齢依存性(1万人・シーベルト当たりのガン指数(白血病は除く))は、全年齢平均が3731人で、55歳以上が49人、30歳が3855人、0歳になると15152人だそうで、原発事故が起こると、小さい子どもほど被害を被るということです。
講演会に参加して、やはり原発はいらない、必要ないんだと実感しました。
早く安全で安心して暮らせる日本になってほしいと強く思いました。
小出先生の講演会情報のホームページを見ると、先生は月に2回しかお休みを取られていないそうです。
お体大丈夫なのだろうかと心配になりますが、元気でご活躍していってほしいですね。
