昨日から急に寒くなり、北アルプスも雪景色になりました。
今朝は雪が舞っていました。
私たちの体は自律神経によって均衡が保たれています。
自律神経は、血管や内臓といった分野の働きに作用するものです。
自律神経は交感神経と副交感神経から成り、この2つが適切にバランスをとることで、私たちの健康がコントロールされているのです。
交感神経は運動したり、興奮するなどの活動的な働きを促す神経で、副腎でアドレナリンというホルモンが分泌されます。
すると、全身の筋肉に大量の血液が送られて、脈を速くします。
しかしその分、内臓に送られる血液が少なくなり、内臓の働きが鈍くなるという作用もあります。
反対に、寝るときや、食べるとき、リラックスするときに働くのが副交感神経で、その神経端末でアセチルコリントいうホルモンが分泌されます。
これにより、気持ちが穏やかになり、脈はゆっくりになり、内臓への血流が良くなります。
新潟大学大学院教授の安保徹先生の研究では、自律神経の働きが白血球に影響することがわかっています。
白血球には主に異物を食べて処理する課粒球と、異物を処理するリンパ球があります。
課粒球は交感神経の支配を受け、リンパ球は副交感神経の支配を受けています。
交感神経が緊張すると筋肉が緊張し、分泌の働きが抑えられますが、この状態が続くと、白血球の中に含まれている課粒球の量を増大させます。
課粒球は、体内に進入した異物を攻撃する働きがあり、その際に活性酸素を出します。
活性酸素は、免疫、発ガン、老化など野原因となる物質です。
つまり、交感神経優位の状態が長時間続くと体内で有害物質が増えて、組織の炎症を引き起こしてしまいます。
そこから、さまざまな病気を誘発することになるのです。
一方、副交感神経が優位になると、体はリラックスし、血液中のリンパ球が増加します。
リンパ球は、免疫力があり、傷ついた細胞を回復する働きがあります。
交感神経優位ばかりが病気の原因のように思われますが、、副交感神経の優位が極端になっても病気は起こります。
代表的なものに花粉症やアレルギー性疾患があります。
副交感神経が優位のとき、体はリラックスしたり、排泄する反応が出ます。
体内に入ってきた異物を吐き出す作用をしているのが花粉症です。
アレルギーを持つ人全般にいえるのが、穏やかな生き方を続けてきた結果、リンパ球体質になっているそうです。
リンパ球は年齢と共に減少するため、若い頃はリンパ球が過剰だという人でも、最終的にはアレルギーは消失するという特徴があります。
つまり、アレルギー体質の人は、いずれ病気知らずの体になれるそうです。
特にがんなどの組織破壊の病気にはなりにくい傾向があるため、最終的には長生きする人が多いのも、アレルギー体質の人の特徴だそうです。
わが家の次女は夏に出るアトピー性皮膚炎を持っていますが、まさしくリンパ球体質。
のんびりしているので長生きしそうです。
私も花粉症やアトピー性皮膚炎を持っていますが、たぶん課粒球体質だと思うんですよね。
のんびりしているにはほど遠い性格です。
この場合は長生きできるのかな?
課粒球タイプかリンパ球タイプかチェックするには、下記でチェックが多い方がタイプになります。
課粒球タイプ リンパ球タイプ
色黒 色白
痩せている ふっくら
早食い ゆっくり食べる
せっかち おっとり
脈拍が1分間に60以上 脈拍が1分間に60以下
お風呂にさっと入るだけ お風呂にゆっくり入る
物事の捉え方が前向き 物事の捉え方がやや否定的
運動は不規則 毎日運動している
参考 安保徹著 病気にならない免疫生活のすすめ