静電気マスクを作る | カパエルの ほぼミシン中心生活時々日ハム

静電気マスクを作る

静電気がウィルスをやっつけるということで、シフォンやシルクがいいらしく、手持ちのシフォンやオーガンジーを中芯に入れることを考えたけど表地が淡色だと透けるような濃色やプリントしかなくて、いっそのこと表地に使った方がいいのかもと思ったりもして、とりあえずサンキで入手した扱いやすい無地のTCを中芯に入れてみることに。
このTCが少し厚地で、いつもの中芯を2枚入れる蝶々形の製図だと分厚くなってしまい、1枚にするなら奇数になるので蝶々形は不可なので2枚接ぎの製図を使用。

表地 有輪のプレミアム生地
中芯 TC
裏地 ダブルガーゼ


表地、中芯を中表に4枚重ねて中央部分を縫い代5ミリで縫う

下まで縫ったら返し縫いをしたあと、糸を切らずに続けてダブルガーゼを同様に縫う


繋がった糸を切る

両方とも爪アイロンで縫い代を割る
この時5ミリしかない縫い代側を爪でしごくと目の粗いガーゼがほつれることもあるので表側をしごく

端ミシンで縫い代を抑える
表からステッチするのが普通なんだろうけど、仕上がりが凸なら凹側から縫う方が自然
これはうちのミシンのグレースちゃんの縫い目が表裏で変わらないのでやってるだけで、そうじゃない場合は表からの方がいいと思う

ここでも糸を切らずに続けてガーゼの縫い代をステッチ
凸凹が逆になるのでガーゼは表側からステッチ


まだ糸は切りませんよ〜
くるっと回転させて反対側にもステッチ

続けて表地にステッチ
複数個まとめて縫う場合も繫げられる工程はとにかく糸を切らずに縫い繋ぐと時短と糸の節約に

繋がった糸を切る


少し控えて表地と裏地のガーゼを中表に合わせ、耳部分に返し口を残して縫い代5ミリでぐるり一周縫う

四隅の縫い代の角を落とし、返し口から表に返す

形を整えノーズフィッターをセットして上下にステッチ

ゴム通し部分を折り返して縫って完成
ファイターズマスクの時も書いたけど、このゴム通し部分を折り返すのが素人臭さ満載で、重なりはゴロゴロするし裏地ははみ出でくるし、ここをもう少し何とかしたいんだよね




同じ型紙で有輪のモロッカンで自分用に
これは有輪のモロッカンプリントのシーチングとサンキのTCの2層構造なんだけどファイターズマスク同様少し薄かったかも




こっちはいつもの蝶々形の型紙で
中芯はコンパス2枚
やはりこちらの方がゴム通し部分がすっきりする

そしてこの後大問題が発覚滝汗
その話しは次の記事で。