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情報リテラシー論 長岡造形大学

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第2回 検索エンジンの歴史


 日本において検索エンジンといえば、Yahoo!とGoogle。世界のシェアではYahoo!は5.8%、Googleは75%とGoogleが圧倒的に利用されておりYahoo!がいまだに普及しているのは日本くらいです。

・Yahoo!
 1991年に世界初のWebサイトができてから、サイト数は年々増加。それに対応するために、1994年、アメリカでYahoo!のカテゴリー検索が誕生しました。当時、サイトは人の手によって審査され、大きな七つのカテゴリーにサイト登録されていたそうです。さらに七つのカテゴリに分け、またさらに七つのカテゴリに分けるということを繰り返して、やっとひとつのサイトにたどり着くというものでした。そのため、選択肢を途中でひとつでも間違えることがあれば、目的の検索結果にたどり着けなかったのです。また7というのは、人が選択しやすい数字の上限が七つなためです。

・Google
カテゴリー検索開始から四年後の1998年にGoogleでキーワード検索が始まります。Googleは、Googleロボットが自動でサイトを審査し、キーワード検索でページがすぐ見つかります。現在では、こちらのキーワード検索が主流となっています。
Googleがどのように利益を得ているかというと、広告の掲載によって利益を出しています。つまりGoogleは検索エンジンのサービスをしている広告代理店のようなものでオークション形式で広告の掲載場所を売っているのです。
 
 また、2010年にYahoo!とGoogleが提携したことにより現在はどちらを使っても検索結果は変わりません。面白いと思ったのは、「18歳未満」と検索すると日本ではYahooやGoogleに戻されてしまうのに対し、アメリカではディズニーランドのホームページが表示されるということです。機転が利いていて素敵ですね。

 何か調べたいときに検索エンジンを使うのは便利ですが、同時に人は考えることを放棄してしまいます。自分の知識を使わなくても、ネットを使えば簡単に答えを導き出せるからです。人間の考える力がうしなわれていくことは避けるべきではないでしょうか。そこがこれからの課題のように思います。