いつの間にか12月になってしまい、年の瀬です。しばらくログインパスワードを忘れたりしてなかなか更新できずすみませんでした。
先日テレビを見ていたら2世議員を減らすような法律を制定しようという話が出ていて、そういう考えもあるのだなぁ?と思いました。
しかし、一律に2世がダメか?と言うと政治家でも福田さんも安倍さんもそして今の鈴木財務大臣も(私くらいの歳になるとお父さんによく似てるなあと言う感慨の方が強いですが)、それなりの功績を残している方もいらっしゃるのではないでしょうか。人気の高い小泉進次郎さんは3世でしょうか?だから、人それぞれで一律にダメというのは違う、というのが私の意見です。
政治家よりも2世、3世が多いかも知れないのが医者の世界です。しかしこれも、やはり人それぞれだと思います。私は父が教員でしたから1世で過去には2世3世はダメみたいな偏見を持っていた事もありました。ところが実際に医師になってから多くの2世、3世の素晴らしい医師達との出会いが有りました。
政治家しかり医師しかりですが、世間的に華やかに思われる仕事にはやはり、光あるところには影がある闇がある訳で、普通に過労死するレベルで仕事をしている人が多いです。家には全然帰って来ないお父さん、お母さんを見ていて、それでもたまにある家族団欒の中で、やり甲斐を語る親の姿を見て本人がまた同じ仕事を継ぎたいと思うというのは、ある意味尊い、非難だけされるものではないのではないでしょうか?医師は特に最近は国立も私立も学力に殆ど差はなく、入学するだけで難関で何浪もして努力している2世、3世がたくさんいます。
私の話のいつものオチですが、ヒトもやはり動物で、仕事をすると言うことは動物で言うエサを取り自分で生きて行ける力を持つと言う事に他ならない訳ですから、親が子に教えられるのは自分の狩りの仕方しかないのです。勿論、自分で好きな事やモノを見つけられるのは人間ならではの事なので、親の跡を継ぐ人が居るのも然り、また継がない選択をする人が居るのも然り。どちらも良し、と言うのが私の考えです。
急に寒さが厳しくなって来ましたので、皆様くれぐれもご自愛下さい。
また、なるべく更新するようにします。