本日は日曜日を利用して4月からの不妊治療保険適用化について勉強をしています。

まずは謝らないといけないのがAMH測定に関してですが、保険で出来る様になると患者さんにお伝えしてしまっていましたが、皆んなが皆んな出来る訳ではありませんでした。調節卵巣刺激療法における治療方針の決定を目的にという条件付きでしたので、注射の排卵誘発剤を使用する方限定という事になります。それ以外の方は4月以降も自費です。

そして人工授精(AIH)が保険適用で5460円となります。これについてはガイドラインに従ってとあるので6回までが目安になりますが、体外受精のような43歳未満という年齢制限は明示はされていません。常識的な範囲でと考えると45歳位までは大丈夫なのではと思います。

体外受精については細かく手技ごとに費用が決定されていますので、何個採卵ならいくら、凍結したらいくら、移植までしたらいくら、と個々の手技の合計でトータル費用が出ます。当院でのAIHのようにクリニックによっては時間外費用などの自費設定がある可能性もありますので、4月からご希望の方は行かれる予定のクリニックにお問い合わせ下さい。なお、体外受精時の排卵誘発剤注射は今までは自費でしたが明示は無かったもののそれらもおそらく保険適用になっていると思われます。

新年度からのステップアップをお考えの方のお役に立てば幸いです。