開院記念日がひな祭りなので、ジェンダー差別に厳しい昨今の風潮でひな祭り自体がけしからん、とならないか心配していましたが、それは無かったようで安心しました。ひな祭りは子供との思い出もあり、昔ながらに残って欲しい気持ちが強いです。

森元総理の発言は時代錯誤で、そう言った男とは、女とはみたいな決めつけは良くないと思います。しかしひな祭りも女の子は可愛い人形が好きでおままごとが好き、男の子は勇壮な武者人形が好きで刀を振り回したがる、的な当てはめの典型ではあるのです。雛人形の早くしまわないと嫁に行けなくなると言う言い伝えも、嫁に行くことイコール幸せという時代錯誤の価値観の押し付けです。もしかしたら、近い将来ひな祭りも端午の節句も両方とも子供の日として区別されなくなるかもしれないな、とは思います。

婦人科という科で主に女性だけを相手にしていて、女医希望というジェンダー差別も意識している人間として、男女を超えて良き医師であろうと誓い直した開院13年目の記念日でもありました。