コロナ第三波で医療体制にも影響が出始めている昨今ですが、期待されているワクチンがアメリカで認可の申請中のようです。しかし、日本の大臣の中には自分はうたないと言っている人もいるようです。
確かに通常は最低5から8年くらいかかるとされている創薬からⅠ,Ⅱ,Ⅲ相の臨床試験を一年で全てやってハイ出来ました!と言われても安全性は心配ですよね。
私も多分希望しないと思います。それならビタミンDをしっかり摂取して緑茶カテキンを摂って免疫力を下げないように生活して、感染しても他人にうつさないようにして軽症ですむのを待ちたいと思います。
ですので、あくまでコロナワクチン接種については高齢者や合併症のある方で希望される方に限定するべきなのではないかと思います。医療従事者なのにうってないの?みたいなハラスメントは無いようにして欲しいものです。
なにせ、HPVワクチンの事もありますので婦人科医はワクチンの副作用や副反応には敏感です。
次回は、最近9価のワクチンも認可され、世界の標準に倣おうと少しずつ厚労省が積極勧奨の再開に向けて機会を伺いつつあると思われるHPVワクチンの話に触れたいと思います。
これは婦人科医としては避けて通れない話ですね。