須賀の人達は、悪いことをしたり約束を破ると、怒鳴ってくれるのが好きです。
陰口を言われるより、ガ~~!!と気持ちを言って下さるほうが、気持ちが良いです。
去年の夏祭りの最終日夕方、「魚市場での神輿お発ちから宮入りまで、一緒に歩かせて下さい」と数人の人に言っておきました。
何かの都合で予定が押してしまい、平塚駅南口からバスに乗り、魚市場を必死に目指しました。
しかし、私は遠くに人の集まりを見つけ、叫んだのでした。
「ぎゃっ!神輿が来ちゃう!降ろして下さい!」
バス停でもない(確か、そうだったと思います)のにすぐにバスが止まってくれたのは、よほど運転手さんが同情してくれたのでしょうか。
運転手さん、良いお方!
バスを降り走って行くと、怒号の嵐。
「魚市場に迎えに来るって言ってただろうが!」
「遅れんじゃねぇ!!」
「すみません、すみません」と謝りながらも、温かいものを感じていました。
けっこうな人数の人が、私が神輿をお迎えに行くと知っていてくれたのだなぁと…。
この6年間、須賀の人の温情を感じ続けました。
来年は、お神輿と共に歩けることを楽しみにしております。
コロナで不自由な思いをされている全国の皆様も、どうぞお大事にお過ごしください。