お母さんと会えるのは
1日に5分くらい。
近くの市場で待ち合わせして、
夜ご飯のお金をもらう。
その瞬間がすごく嬉しかった。
もらった1000円で、
近くのお店でカップラーメンを
買って帰って食べる。
小さいこどもたちだけで過ごす毎日。
夜はとても冷たかった。
みんなで寄り添って寝ていた。
そんな環境の中で、私はいじめにあっていた。
お風呂にも入ってない、毎日同じ服。
嫌がられるのは当然?かな。
無事に小学校を卒業し、中学校に入学。
全く家に帰ってこないお母さん。
仕事が忙しいから仕方ないと
自分に言い聞かせ、妹や弟たちと
生活していた。
私なんかよりもずっと我慢して
寂しい思いをしているのは
弟たちなんだと、そのときは
思えなかった。
自分のことで精一杯だった。
お母さんはおじさんの家へ
私たちを連れて行って
くれるようになった。
毎日、夜になると、
車に乗っておじさんの家へ行った。
お母さんと夜、喋りながら
ご飯を食べたりお風呂に入ったり、
涙が出るほど嬉しかった。
心が傷つくことの方が多かった
人生の中で、少しずつ明るい方に
向かって行くのがわかった、、