相手が入れるスペースをつくる
カウンセリングの文化は日本ではなかなか根付かず、その市場規模はアメリカの100分の1ともいわれています。
それに対して占いははるかに大きな市場規模と言われています。
そして、日本人は困った時にカウンセリングよりも占いに答えを求めることが多いと言われています。
このカウンセリングと占いに共通していることは何でしょうか。
それは「人の話を聞くこと」です。
カウンセラーであれ占い師であれ、まずは、相談者のいうことに耳を傾けなければなりません。
そこからいろいろなアプローチをしていくのです。
傾聴
「聞く」といったとき、相手の話にひたすら耳を傾ける聞き方があります。
そして、その代表的な例がカウンセリングです。
人に話を聞いてもらうことによって、自分自身の中に気づきが生まれ、その力によって自らが変わる。
これを徹底させているのが傾聴とよばれる手法です。
聞くということは、自分の側のスペースをあけるということで、もし自分がその場を離れることができればスペースはまるまるあくので、相手はどんどん入ってくることができます。
傾聴で注目するのは、
一度「自分」を離れるということなのです。
占い師も相談者と対面するときは、まずはこの傾聴に時間をとることと思います。
さて、この心にスペースをあけるとは、どういうことなのでしょうか。
臨床心理学者の池見陽氏は「南印禅師の講話」を紹介し、この話が傾聴に必要な心構えを表現していると指摘しています。
ある仏教哲学の教授が南印禅師のところを訪問します。
南印禅師は湯飲みを2つ用意してお茶を入れますが、教授は禅師に何を質問しようか、そのことで頭がいっぱいになっていました。
すると、禅師は教授の湯飲みにどんどんお茶を注ぎ続けて、
やがてお茶が溢れても、注ぐのをやめません。
教授が驚くと禅師は言いました。
「この湯飲みはあなたのアタマと同じです。」
つまり、あなたのアタマはすでにいっぱいなので、私が何を言ってももう入りません。。と、禅師が諭したのです。
「転職しようか」と悩んでいる人の話を聴くときに、こちらのアタマが「転職はしないほうがいい」という先入観でいっぱいであれば、おそらく話し手の語る重要な要素が「溢れ出してしまう」だろうということです。
つまり、こちらのアタマがいっぱいで話が聴けないのです。
なので、そういう時は湯飲みを空にするといいのです。
また聴き手の方に心配事や色々な先入観があり、アタマが忙しすぎて聴けないこともあります。
目の前にいる人に集中できず、アタマの中では、その人の話よりも別の個人的な心配事や気がかりが押し寄せてくる。
そういうときも、まず聴き手が自分自身の心を曇らせているものから「間をおき」、湯のみを空にする必要があるだろう。
そして、開かれた間の中に(空になった湯飲みの中に)話し手の話を注ぎ込むのである。
講談社『心のメッセージを聴く』より
話を聴くためには『開かれた間=心のスペース』を持つ必要があり、スペースがない人には言葉が入っていきません。
聞くにはそのための準備が必要なんだということですね。
✎ワンポイント
「聞く」は相手の話の「キーポイントを外さずに要約して、再生できる」ということです。
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