がんばってくださいと言われてもうれしくない?! | 365日の幸せの処方箋!読む心のビタミン

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こんにちは、
藤咲徳朗です。

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「頑張る」という言葉は、
目上の人が年下の人に向けて、
「頑張ってほしい」ときに使います。


「頑張ってください」のもとの言葉は、
「頑張る」に加えて「ください」の命令形になるので、
目上の人に使うのは不適切です。

「頑張る」の言葉は敬語表現ではないので、
取引先や顧客、上司には使わないようにしましょう。

そして、
「頑張ってください」の言葉は、
頑張っている人にとっては
「すでに頑張っているのに」と反感を買う可能性が高いです。

わたし自身も、
「藤咲先生、頑張ってください」と言われることがあります。

これは命令形なのです、、

「あなたは、
頑張りが足りないので、もっと頑張りなさい!」と
言っているのと同じ意味なのです。

口癖のように相手に「頑張ってください」と言う人がいます。

これはおそらく幼い頃から、ご両親に「頑張りなさい」と
言われ続けたので、無意識に使っているのでしょう。

それがどんなに相手を傷つけるのかわかっていません。

頑張ってくださいと言いたくなったら、
言い換える適切な言葉があります。

「陰ながら応援しております」
「ご活躍をお祈り申し上げます」
こちらの言い方の方が相手にやさしい気持ちが伝わります。


同じようにうれしくない言い方として、
「期待しています」があります。

セミナーの受講者から、
先生には役立つセミナーを
「期待しています」という言い方をされたことがあります。

受講者の立場の方が上になっているので、
先生に言うのは、失礼にあたります。


藤咲徳朗




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★編集後記

相手から「頑張ってください」と言われて嫌な気持ちになったら、
そのときは応援してくれたと思って、前向きな言葉で答えましょう。

たとえば、
「ありがとうございます」です。
「ありがとうございます」はオールマイティーです。
応え方に迷ったら、「ありがとうございます」で
どのような場面でも対応できます。

このような言い方に慣れてきたら、
更に上級の応え方として
「温かいお心遣いを誠にありがとうございます」と言ってみませんか。
相手の会話のレベルを向上させることもできるかもしれません。

感謝の言葉を積極的に伝えることで、
お互いの距離感が縮まり、信頼関係の構築にもつながるでしょう。

追伸
私は妻にも、娘にも、息子にも、
「がんばれ」は言わないようにしています。

がんばることは命令することでなく、
自発的でないと
よい成果は出ないからです。