貸倒引当金・・・ | ゆっくり走る会計士の仕訳日記帳

ゆっくり走る会計士の仕訳日記帳

つれづれなるままに更新しています。

きょうは暑い一日だった。

 

熱いといえば、あのタックル!

 

そう、最近話題になている某スポーツのタックルだ。

 

似たような競技だけど、ラグビーであれをやったら即レッドカード。

 

ボールあるいはボールを持っている選手以外の選手へのタックルは厳禁。

 

このあたりは判定基準が違うのだろう。

 

どういう意図かは分からないけど、スポーツの域を超えてしまっている気がする。

 

今一度、見直されたらどうだろうか。

 

 

話題を戻そう。

 

きょうは貸倒引当金のはなし。

 

貸倒れが懸念される債権については、財務内容評価法あるいはキャッシュフロー見積法により貸倒見積高を算定して、貸倒引当金を設定しなければならない。

 

で、

 

基本的に同一の債権については、同一の方法を継続して適用しなければならない。

 

つまりは、期によって異なる算定の仕方はダメということ。

 

キャッシュフロー見積法はちょっと面倒くさい方法だ。

 

あまり使いたくないけど、試験ではこちらが出やすいのでおさらいしておこう。

 

 

(設例)

 

甲社はA社に対して500,000円を貸し付けている。当初の約定利子率は8%であったが、×30年3月31日の利息支払い後、利子率を4%に引き下げることとした。返済期日は×33年3月31日であり、期日一括返済である。

 

 

(仕訳)

 

貸倒引当金繰入  51,541  /  貸倒引当金  51,51

 

仕訳はこんな感じ。

 

では面倒な計算の方へ行こう。

 

1年後のCF 20,000÷1.08=18,519

 

2年後のCF 20,000÷1.08÷1.08=17,147

 

3年後のCF 520,000÷1.08÷1.08÷1.08=412,793

 

合計 18,519+17,147+412,793=448,459

 

500,000-448,459=51,541

 

と、こんな感じの流れになる。

 

要するには将来得られるCFを現在価値に割引計算した合計を見積もって、債権額との差額を貸倒見積額とするということ。

 

この計算の方法はもう少し簡略化した方法もあるけど、長くなるのでまた今度にしよう。

 

 

さて、明日は金曜日。

 

ひとつの場所がようやく千秋楽を迎える。

 

なんとか無事に終わらせたいものだと考えている。

 

てことで、

 

きょうはおしまい。