私がひねくれてるだけなのか | ゆきのブログ

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アフリカワシミミズクに癒やされながらの日々の出来事。



「すごい人がいるんだけど!」
と知り合いが言ってきた。


なんでも…


不思議なチカラで
身体の悪いところや痛みを
取り除くことができる人がいる。


らしい。


出たー!
そんなことあるわけないじゃん!


と言える相手ではないので
心のなかで言い放った(⁠・⁠_⁠・⁠;⁠)


腰を痛めて大好きなゴルフにも
行かれなかったおじさんが
その人に手をかざしてもらっただけで
帰りはスキップするほど良くなり
今じゃゴルフ三昧だとか。
  
 
いろいろ具体例をだし
興奮気味に説明する知り合い。

 
要するに
一度行ってみないかというお誘い>⁠.⁠<

 
私は、そういう類のものに全く興味がない。 
が。。。
その知り合いは非常に断りづらい相手だ。
(複雑なしがらみがある)
会社帰りに少し寄るだけなら
ということで
その、すごいと言われる人の家へ向かった。


すごい人(Aさん)の家へお邪魔する。
たぶん60歳くらいの男性。
飾りのように毛玉が付いたスウェットに
オイリーなロン毛。


ゴミ屋敷の一歩手前のような感じの部屋。
私は汚れていない場所を探し
ソファーの片隅に座った。


Aさんは早速私の肩に手を当てて
何かを払う素振りをした。


「今、あなたの肩にあった悪いものをお祓いしました。
どう?軽くなったでしょ?」


いやいや!
何も変わりませんけど!


と思いながら言葉を選ぶ。


「ん〜。あんまり変わらないような気がします」


てか
私には悪いものが憑いていたのか(笑)
 

今度は何か呪文のような
得体のしれない文字を紙に書いていくAさん。


その間
その髪型は似合っているから変えない方がいい
だとか
モテるでしょ?
だとか
家族と住んでるの? 
だとか。
出身地は?
とかね。 
質問攻め。


気持ち悪ーい!


それ
関係ある?

 
不信感と嫌悪感しかない私が
そろそろ帰ります…
と立ち上がった時。

 
あなたの家を透視したら 
悪いものがいる。
今から一緒にあなたの家に行って
お祓いしましょう。
と言うではないか(⁠☉⁠。⁠☉⁠)⁠!


こわいこわい!


あらゆる理由を考えて断ると
「じゃあ、御札を書くからそれを
冷蔵庫に貼ってください」


れ、冷蔵庫?!


なぜに?!


トットと帰りましたよ。
でも
御札は
ササッとカバンに入れた。
帰りたい一心で>⁠.⁠<


次の日
知り合いから
「どうだった?」
と電話があった。


全然何も変わらないし
私には合わなかったみたいだと
言っておいた。


でも
Aさんのところに行った人たちは
みんなが体調良くなったって
感謝しているらしい。


暗示にでもかかっているのか?


私がひねくれてるだけなのか?


御札は
帰ってソッコー、ごみ箱へ。 
だってこわいじゃん。


ちなみに
Aさんの手かざしは
2週間先まで予約で埋まっているそう。


あと!


Aさんは無償でやってます。
お金を取らないだけ良心的かな。