とってもコンパクトなわが家は

玄関入ってすぐにトイレの扉があり

トイレ内に芳香剤などを置けば

玄関開けた時に

すでにそのトイレの香りがする。


我が家のトイレの

貯水タンクの注がれ口には

ブルーレット置くだけ を

もう長年使い続けている。



こういうの。


基本は、無臭をチョイスする。にやり



猫にはアロマオイルも良くないし、色々あるから基本的には無臭にするんだけど、数ヶ月に一回くらい、「こっちも大丈夫じゃない⁈」と、薄そうな、クセのなさそうな香り付きに浮気してしまうのだ。

大抵の商品は、香りが強すぎる。

好みでもない。

それが、たまに良いものにヒットする事もある。

ほのかに爽やかな香りがあるようなないような…「これだったらまた採用してもいいかも!」と思うものに巡りあうほっこり



この家の人間は

かなり大雑把な暮らしを展開しているため

「良かった芳香剤メモ」なんかは

残していない。

また、設置して「これいいわ」と思った翌週くらいに補充を要するなら覚えてもいるかもしれないが、単身で日中勤めに出ている人間の家のブルーレットは、1ヶ月以上もつ。

何十日も経過して

カラになりかけた容器だけを前に、

それがなんの香りだったのか

思い出せるはずもなくえー?


だったらもう香りにチャレンジしなきゃいいのに

ヒットした時の成功体験からか

飽きっぽさの影響からか

数回大人しく「無香料」を買って使い続けたある日

「ちょっと香り付きも買ってみるか」

と思ってしまうのだったぼけー



そして現在。

人間は毎晩、

仕事から帰って家の玄関を開けた途端に

鼻に入ってくるトイレ芳香剤の匂いに

ため息をつく思い。


今の香りは「森の香り」だか「森林の香り」、

しかし森林とは程遠い、強い「トイレ芳香剤です!」と主張するような臭いが玄関先に充満しているのだ。

店頭には香りのビーズみたいなのが売り場に置いてあって、香りを確認できるようになっている。もちろん匂いを確認した。

それで、お花の強い香りでもないし

ほのかな香りで良さそうじゃん?と

思ったわけだが

広い売り場で

長いこと置きっぱなしのビーズと

狭い空間に液体で抽出されてるものの威力とではまるで印象が違うのは当たり前。

ビーズの香りは当てにできないと、数ヶ月前にも痛感したではないかえー?


さらに腹立たしいのが、この

森林の香りには、間違いなく3回以上騙されている。玄関に充満させてみてすぐ分かった。もう何度目だろうか。この匂いに玄関でガックリしたのは…


香りを嗅げば思い出せる(=再認)けど、

買う時に「あ、確か良いかもと思ったらダメだったやつは、森の香りだったな」とは思い出せない(=再生)のだ。



毎日、玄関スペースは

広くトイレみたいな匂いになってる

我が家である。

しかしそれも

毎回帰宅するたびに「あ!そうだった」と思い出しては同じガックリ感に見舞われるものの、ドアを開けるまでは「開けたらトイレ臭だぞ〜」とは、想起していないぼけー


本当に記憶力は減退していると

瑣末な事で無限ループのように実感する

恐ろしい今日この頃。



姐さん「そうなの?あのクサイの、これまでにも何回もあったの?」

ムネ「そーだよ、もう買い物行く前から分かるよ、またなんか変な匂い選んで帰ってくる頃だなーって。」



ラナ「皆で祈りましょう、今度こそ、この森林の匂いが最後になりますように、って!」



ムネ「また買ってくる、に1000点!」


ここにこれだけ書けば

私ももう無香料で通すんじゃないか?

(でもなんか限定だとか新作だとか色々出してくるんですよねぇ〜笑い泣き!)