この家には
テレビが無いので
毎日テレビ代わりに見ているのは
YouTubeである。
YouTubeの勝手なアルゴリズムに任せて
いろんなジャンルを流し見ている。
どうしてそれが今候補に出てるのか
全くわからないが
最近はもっぱら
量子力学とか素粒子論とかを
熱く語る番組をずーっと聴いている。
深く理解し
その先を突き止めようとしている誰かが
力の限り言葉を選んで
分かりやすく説明を試みる内容が、
力の限り理解しようと
脳細胞を総動員して傾聴しても
全然分かった気にならない
なのに
番組の終わりには何だかわからない達成感に包まれる
人間って不思議だなーと思う。
その少し前によく見ていたのは、
もとい、よく画面に現れて何となくアルゴリズムに見させられていたのは、
筑波の睡眠研究所の研究者による、睡眠に関する知見を語る番組である。
「睡眠負債」という言葉を使って
本来大多数の人が7時間は必要としているはずの睡眠時間を、少し足りない睡眠で過ごしていると、数日で完徹(一晩丸々徹夜)したのと同じ状態になる、酩酊状態と変わらないパフォーマンスになってる、というような内容だった。
それを聞いていて
「そしたら今、もし私が毎日7時間寝るようになったらどんだけパフォーマンスが上がることやら!」
などとポジティブな想像を繰り返して
ワクワク気分で過ごしているが
ここ連日3時間半しか睡眠時間をとってないので、これが正に「酔っ払いの戯れ言」って事なのだろうか?
睡眠時間が足りないと
新しいことへの姿勢が後ろ向きになったり、なんか嫌なやつになったりするらしい。今感じている将来への疑問とか今のあり方に対する考えが、睡眠時間を倍にしたら前向きに変わるという事なのか?
そう考えたら
自分の意思とか主張とか
確固たる信念とか
考え方とか個性とか
自分のものでも何でも無いと言うか
ホントいい加減なものなんだろうなと思えて
残念なような、
ホッとするような。
時間や空間の概念をすっ飛ばすような世界の話を聞いたり
とにかく睡眠はまず時間。と、時間にとらわれる事を学んだり。
取り敢えず、もうすぐやってくる2024年の下半期は、睡眠時間を確保してみる事を目指します。今月は準備期間という事で…
ラナを見習おう。