この家の人間は

決して変態ではないと

自分では信じているが

とにかく

ラナのお尻はとっても可愛いなと

思っている。


ラナ自身、なんかその魅力に気づいていて、

人間に見せつけてるような気さえする。

こういうと変態風味が一気に増すと思うけど

ホントなのである(もうダメか)。



(お風呂にて)


そして

猫、特にラナの健康にまつわる心配事が

お尻に集中しているのもやや気になるところである。色んな意味で。


かつて、

肛門のキワに固い小さなしこりが触り、確認しようとすると「ギャッ」と鳴いて抵抗された為すっかり腫瘍を疑って悲壮な気持ちでムネハルの鼻のかかりつけ医に診てもらったらタケノコうんちのカケラだった事があり笑い泣き笑い泣き笑い泣き

うんちのかけらをつまんで取ってもらうのに初診料1500円也…笑い泣き

ラナはもうあそこには連れて行きにくい…

(いや,もう気にはしてないけど)


しかし近いところでは

預かっているサビ姐さんの肛門腺が炎症を起こしてしまい、

近くのお医者に連れて行って軟膏を一週間肛門に塗ることになったという、取り越し苦労でもない事態が実は起きてもいる。



そして今回

ゴールデンウィーク前から

いや、ほんのり気になっていたのは数ヶ月前から

ラナのお尻が気になって

悶々としていたのだ。


いつ見ても

肛門の下あたりに

何か付いている。

そこの毛が捩れるようになっていたり

なんかべちゃっとしたものが触れることもある。


ネットで適当に検索する。



大抵ヒットするのが、

子宮蓄膿症だ。

悪い場合は命に関わる、と。

ネットの表現はホントに人を心配な方へといざなうものだ。


大抵、今気にしている場所と同じ、肛門の下あたりから白っぽい膿が漏れ出ている写真とセットで検索画面に出てきていた。


そもそもラナは本当に

不妊手術済みなのだろうか?

そんな事まで気になり出して



ゴールデンウィークの真っ只中、

姐さんも診てもらった近くの病院に電話をした。

診療はしているが

予約は埋まっており

当日受診は場合によっては長く待つと。

「猫ちゃんの具合が、困っているならどうぞ来てもらって良いです」との事だったが

ラナはすこぶる元気で

…迷ったが、連休明けにちゃんと予約を取ることにした。



先延ばしにした事で急にぐったりしやしないか

先延ばしにした事を一生後悔する事にならないかと、

朝は元気に執拗に鼻フックを仕掛けて起こしにくる姿にホッとしたり、

ふと居場所を確認したり、

ふとお尻を触ってみたりしていたが


連休も最後に近づいて

あの、

お尻を少し汚しているものの正体をわかる範囲で確認しようと

綿棒、コットンいろいろお風呂に持ち込んで

ラナを風呂蓋の上に誘った。





そしていざ、


濡らしたコットンで

お尻の肛門のちょっと下あたり、

気になる毛のヨれたところをグリグリ拭いてみると


コットンは真っ黄色星に汚れた。



こ、これは…


しばらく拭くが、その都度コットンに黄色いものがついて、匂いも確認したがそれはまさしく



チーだった真顔タラー



人間は危うく

またしても今度は近所の獣医に、

おしっこがよぼって(液体が垂れることを我が家の母だけが「よぼう」という動詞を使うのですが、誰か使う人いません?一度使い始めると便利な言葉。何弁?)お尻の毛を汚しただけで受診しようとしていたのか。

危ないところだった。


ラナに、病院で2件もお尻で恥をかかせる事になるところだったのか…驚き



でも、以前はそんな、濡れてる事なんて滅多になかったと思うんだけど…

体が硬くなってお手入れができなくなったのか?うーん…



長毛のメス猫さん達。

チーをちょびっとつけたまま過ごしている子は居ないかな〜?


…結局、何にせよ軽い気持ちで病院に行ってご意見を仰ぎたい気持ち。



勘弁してよー!