食事に恵まれた週末であった。


金曜夜はスペイン料理。


カウンターに並ぶ、

綺麗なピンチョス。


これらを2人でチョイス。


ワタリガニのパエリャナイフとフォーク


お披露目の後、

シェフが取り分けてくれて


一人分。

魚介の旨みの塊のようなパエリャでした。


佐賀牛も頂いて…


腹ごなしに?メリケンパークへ。


目的はルミナリエ。

お墓参りのように、可能な限り参加している。


コロナ後久々の復活…

開催の時期も、場所も、形式も

少し変わった、ルミナリエ。

ぎゅうぎゅうで止まらず歩きながら撮影したり、いつも芝生がダメージ大きかったり、

そこは今回の開催方式で緩和されたかな?



この展示に近づくには

お金が必要になりました。


でもどうせ寄付の気持ちで来ているのです

お金をとってもらって

その分ぎゅうぎゅうでなくていいのだったら

こちらの方がいいね。


ここは無料のところ。


これの真ん中に、

これまではベルがぶら下げてあって

小銭を投げつけてベルを鳴らすのに

列をなしていましたが

バンドのステージと化して

ベルは無くなりました。

それはちょっと残念。



ホットワインを飲みました。

一緒に行った友人はドイツ滞在歴があり、

「あちらの半分もスパイスが入ってない」とのことでした。多分、本場のは日本人には受け入れ難い量のスパイスを入れるのでしょう…


いつも通り

寄付の気持ちでルミナリエ宝くじを買いましたが

いつものような当たりは

訪れませんでした。でも10枚買えば3枚は当たりが入ってるとの事で、太っ腹。



コロナ前に

当たり前にしていたことを

数年ぶりに遂行したけれど


お店は今や予約も取りにくい人気店、

開催形式だけでなく

どんどん明るく、

色も増えていく照明と、


もはや数年前とは違う

いつも通りの当たり前、ではなかったと

感じた時間でした。


阪神淡路の震災で


地震前の大学生活で何度も通い

何年も経ってからそのお店に集って

「変わらないね〜」と言いながら

再会を祝ったり昔を懐かしむ事になるだろう、と、

勝手に私たちの思い出を背負わせていた飲食店が軒並み被災し、跡形もなくなって


復興が進んだ後の町に

もはや懐かしむ「昔」が無くなったと感じた、ちょっと虚無感を伴う気づきに似たものを

ほんのちょっと、

この金曜の夜に

感じました。

これは場所によるとは思うけど


コロナ前が

そのまま取り戻せるわけではないのか…

と似たような気持ちになる人が

全世界にいるのかな?


たとえそれが

良い変化であっても

ほんのちょこっと

すこーし寂しい

それはこの歳だからかな…?