ムネちゃん。
「なんだよ。
今お腹から電気膝掛けの熱を吸収するのに忙しいんだけど。」
お正月にアッコさんのお家に行ったでしょ。
飼い主さんお留守だから鍵預かって…
「そうだっけ？
そうだったかな…。で？
あの怖いオバサンは元気だった？」
ええ、元気そうでしたよ。
リビングにある自分の猫ベッドにゆったり寝てました。
それより
同じような家の猫飼いさんの部屋に入ることってなかなかないでしょ？
同じような、って、
同じマンションなんだからかなり条件は同じだよね。
んでさ、
玄関開けてまず思ったんだけど…
暖かかったわ。
うちよりエアコンの設定温度、
5℃くらい高いかもしんない。
ウチも24時間つけてるけどさ、
低すぎたかもね…？
「……。」
「ほらー！だからいつも
アピールしてるでしょー！寒いって！
猫の適温知ってるはずなのに、ウチはそのわりに寒いよな…って思ってたんだよ！…あのオバサン家の設定温度がかなり高いのかな…？
うちの設定温度、何度なの⁉️」
…19度でした。
「…オワタ。
ボクは凍死まっしぐらだ…」
凍死しようという猫が
そんなバンザイ寝はしません。
とか言いながら
背中を温めてるでしょーが。
先月の電気代も
予想以上に、
安かったです。
エアコンよりも
あったかマットなどの方が直接的に暖まるし、電気代も安上がりなのです。
それに、このくらいの室温だからこそ、
天気のいい冬の午前中に
必死に日向を追いかける楽しみがあるんじゃない。アンタ、それもなかったらずーっとソファの上にいるんでしょ？
…でも設定温度はもう少し上げようかな…
…20度？
「…。」