前回の続きです。


捕獲主、保護主そして

現飼い主の3人揃って

アッコさんの治療結果を

聞きに、病院にやってきました。

(正確には、全員午前中に診察のため来ているので、戻ってきた、というべきかニヤリ



梅雨入りも間近だった

保護直後

あんなにお利口に頻回な点眼をこなして

一旦そこそこ良い状態になった目の上が

また腫れる理由。

やはりちょっと症状が残っていて,

だんだんまた苦しそうになってきた

青っぱなの鼻詰まりの原因。



全ての真犯人は




埋没歯歯ビックリマーク

でした。


アッコさん、実は結構な歯が

歯茎から顔を出さないままの、埋没歯になっており、それらの歯の一部、また周辺の骨が溶けて鼻腔に繋がってしまってる状態だったのですが、その歯のうちの一本が悪くなり、そこからの膿が副鼻腔に溜まって、(頭骨の内腔にある仕切りの骨も一部溶けていることから)おでこに張り出すように膿が溜まり、鼻汁も出続けるという事だったようです。

その歯を治していないので、目からアプローチして一旦軽くなったように見えた症状もぶり返した,ということらしいです。

担当の先生は、歯から来てるんじゃないかという事自体はあたりをつけておられたようですが、思っていた犬歯ではなく、奥歯(これはちゃんと歯茎から顔を出してた)の前に生えて…来なかった埋没歯が悪さをしていたのを、針を使って突き止めたということでした。

(埋没歯そのものが完全埋没してるのに悪くなった、というより、顔を出してるその奥の歯が悪くなってそれが埋没歯に波及したようですので、埋没歯全部にそうなるリスクがあるわけではないそうです。)


突き止めた瞬間にテンションが上がった、と話す先生。

…さぞかしアドレナリンが放出されたであろう…そんな感じが伝わって来ました。照れこれぞ臨床の醍醐味…そんなものも先生にサラッと提供しちゃうアッコさんの懐の広さよ。真顔


忘れてはいけないのが、こういう見立てがどの先生にかかっても出来るものではないということです。そうでない先生がヤブだと言うのではなく。多分多くの場合が、なかなか見つけられずに過ごす事になることが多いのではないかな…。当たり前に突き止められる事ではないような。

アッコさんは的確に(しもべの能力では一直線に先生にお繋ぎすることは出来ませんでしたが、アッコさんには想定範囲内だったと私は思っています照れ)この先生に見てもらう事になるよう、しもべたちをコントロールし、その治療に必要な腎機能が低下してるとなれば療法食をせっせと食べて改善し、満を辞して治療に向かうべく、またしもべを動かしたということではないでしょうか。


治療後の痛み、及び痛み止めで

食欲不振や脱水、腎機能の低下が一応心配されたアッコさんですが、しんどかったのは翌日だけみたいで、食欲維持,腎機能はむしろ改善という、訳のわからない結果を打ち出しているアッコさん。



私たちは

とにかく、

アッコさんに見捨てられないよう

右往左往していますが

それとて

栄誉な事だと思ってます。

…洗脳されてる?笑い泣き



そしていつか

アニマルコミュニケーターの方を通して

アッコさんからの御宣託を

賜りたいと考えています。


多分,私については

アッコさんにとって

箸にも棒にも触れないという試練が待っているかもしれないけど

それでも聞いてみたい、

アッコさんのお言葉。



次に御尊顔を拝するときには

この右目はどんな感じになってるかな。

すでに呼吸は

楽になって来てるとのことです。