以前から

当ブログにお立ち寄りいただいている方には

私が「アッコさん」と言えばそれは

かつてムネを連れてきてくれた、この付近の地域猫で、約半年前に保護して(御自らキャリーにお入りになった)、

今は同じマンションの元餌やりさん、

現在飼い主さん、の下で

家猫生活を満喫されている、

あの猫のことだとお分かりだと思いますが


ひょんなことから

このブログを急に覗いた方、

アッコさんとはそういう猫です。


相棒だった?サビ姐さんを

里親が見つかるまで

我が家で預かっているところです。



アッコさんの飼い主さんは

年末年始に数日家を空けたのですが

わたくしは畏れ多くも留守中のアッコさんの万一に馳せ参じられるよう、鍵を預かりました。

しかし

お世話としては

ちゃんと朝夕それぞれ一時間びっくり

ペットシッターを利用されていて…


そのお宅には

とある団体さんの傷病猫も預かっており

2頭に対して1日2回のシッターって

きっと

バカにならないお値段だと思うんです。

それを,外出のたびに依頼されているとのこと…

シッターさんに、2匹とも懐いたとのこと…


それだけでも

アッコさんはホントに的確に飼い主を選んだな…と感服した訳ですが。



「人恋しいみたいなので、

 ぜひ会ってやって下さい」

という飼い主さんのお言葉に甘えて

ご飯の用意も

うんちの処理もしないまま(しても良いけど、無くなってたらうんちしてないのかとシッターさん心配するよね?)、


元旦に

人間の寺社仏閣に詣でる前に

アッコさんを詣でてきましたおねがい


日の出を確認してまもなく。

部屋を出て…



あけましておめでとうございます、

アッコさん…


家人の留守番…というよりも

下僕にお暇を与えた家主の面持ちで笑い泣き

専用ベッドでまったりしている、

アッコさん。

人間が挨拶しても

振り向きもしない笑い泣き笑い泣き笑い泣き


しばらく声かけてようやく

ん?お前か

何の用だ?新年の挨拶?

ふーん…



シッターさんにはすり寄るらしいですが

用済みの捕獲係には

明らかにめんどくさそうな対応…

しかし撫でさせてもらえましたラブ


威厳はそのままですが

改めて見たら歩き方はヨタヨタで

あぁ、もう外暮らしを終えたかったのは

こういうところなのかなぁ…

テリトリー移動や急な危険で機敏に動くのはキツかったのかもなぁ…

と、勝手に思いました。


鼻グスグスが治らず。

内服でできるところまではやったのですが、ぶり返し気味。腎臓が悪いため、麻酔をしての検査や処置は負担が心配,ということで様子見になっていましたが、

見事に療法食の日々をこなし、

残像のステージを修正させた、アッコさんびっくり

血液検査がほぼ正常くらいまで改善したと言っていたら


急に食べなくなった、と

飼い主さん。

鼻の調子もぶり返したと。

「…そう言えば、鼻の治療中、歯が悪さしてるのかも…ってことでしたよね。ただ、腎臓の数値が悪いからどうしようもないって。腎数値が良くなったし、もう一度見てもらったら?」というので、

再診の結果、

麻酔をしCT、鼻洗浄、歯が原因なら抜歯

という流れになった、アッコさん。

その診察から帰って(点滴もしてもらった)、爆食いしたというアッコさん。


(…捕獲の時同様、病院に向かわせるために飼い主さんの前で食べないパフォーマンスをしてみせたのではないか?と人間は疑っている…)


右(向かって左)の目の上が

やっぱり腫れてるような、アッコさん。

保護直後はここを押すと

鼻から膿が出る状態でした…


この時は

アッコさんのその麻酔検査を

一週間後に控えた日でした。



人間はその後、人間の神様をお参りして


今年初の謎風景。



一週間後。


元餌やりで現在飼い主、

捕獲主の人間、

そして隔離期間の保護主であり医療に繋いだ保護団体の人、

3人それぞれ猫を連れて

一緒に動物病院を受診(人間はムネハルを連れて行った)、


アッコさんだけ

病院に残し

3人の下僕でおしゃべり心配しながら過ごし、


夕方

アッコさんのお迎えに

みんなで笑い泣き病院に行きました…


つづく。