回想はこれが最後で。

1つ前のブログに書きましたが、私は15cmくらい縦に開腹して核出術を受けました。傷は溶ける糸で縫ってあり、三ヶ月はテープを貼って管理していましたが。

退院10日目くらいに、傷の一番したのところ、縫い終わりの部分が赤くなって皮膚がちょっと固くなった。ちょっと黄色っぽい汁もでて、テープの付きが悪くなる。つい先日退院後の診察に行ったばかりなのに…でも痛くないし熱も出ないので、マキロンかけてガーゼ貼って様子を見ることにした。

毎日ガーゼにほんのちょこっとだけ汁が付き(ほぼ透明~やや黄色)、マキロンがちょこっと染みる、そんな日々を送る。

それから更に2週間ほど、傷は閉じず針の先ほどの穴がプツッとあるままだった。再受診日になったので傷を見てもらうが、気にせず風呂に入って良いし(この日から浴槽に浸かる許可が出た)、ガーゼも貼らない方がいいということだった。

それから更に1週間、傷の末端は言われたとおりテープも貼らずに様子をみ、その間に復職もし、ぼちぼち動く事も増えてきたころ、お風呂上がりにうっかり傷部分をこすったら表面の皮?が取れて3mmくらいの穴が開いて、なかの赤い傷が見えて汁も復活してしまうガーン

塞ぐのは良くないと言われたけれど、出てきた血まじりの汁で下着に染みができるし、ガーゼタイプの絆創膏みたいなのを貼ることにした。毎日ではないけど、血まじりの汁がポツッと付いて、いつ治るのやらと思っていたら…。

更に1週間、汁が出始めて一ヶ月ちょっとしたある日、ふと、汁がでなくなる。「治ってきたか?」と思ってみてみたら、傷のところに白い固い輪っかが出現えっ 白髪かな?!とはじめ思ったが、けっこう固い。糸・・・?

その5日後、輪っかはだんだん出てきてついに、結び目がポンとお腹から飛び出してきた。2mmくらいの、ホントにお裁縫の時につくる玉結びみたいなのがお腹の下からピョイっと出ている…得意げ。べつに痛くもかゆくもないが、糸がけっこう固いので、絆創膏かなにかで覆っておかないと下着がこすれて穴が開きそうになってきた。下着を守るために絆創膏復活。

こうなったらもう面白いから大事に次の診察まで様子をみて先生に見てもらおうと思い、毎日ガーゼで保護して過ごす。

それから更に1ヶ月近く、大事にしてきた玉結びは、ある日油断してガーゼを貼らずに出勤している間に、気づいたらとれてなくなっていた。診察まであと10日だったのに…ショック!


診察時、一生懸命報告したが、先生は「ああ、それで取れたんですね。良くなったんです」と事も無げに言われて終わってしまった。

その後傷のトラブル無しです。

なんとなく、ぬいぐるみになった気分で過ごした二ヶ月あまりだった。