1時間ごとに起きてはウトウトして翌日の朝を迎えた。
早くお医者さんか看護師さんが来て、バルーンを抜いてもらえないかと、早朝からそれを楽しみに待っていた。お腹の痛みよりもバルーンの不快感と点滴の不自由感が強かった。それと血栓予防の足裏のポンプも。
7時頃に婦人科医3人のうち1人がやってきて、普通に聴診したりの診察があって、「腸も動いてるから水を飲んでもいいですよ」と言われ、8時前に主治医がやってきて、聴診をして「順調です」と言われ、8時過ぎに看護師さんがやってきて身体を拭いたり、パジャマに着替えたり、そして歩けるかどうかチェックされた。早くバルーンを抜いて欲しいので、腰は曲がっていたけどスタスタ歩いて見せた。「わー全然平気ですね!」と言われて晴れてバルーン抜去となったニコニコ

で、トイレに行ったら排尿痛もあり、尿は真っ赤得意げ

生理も始まった(予定日であった。手術しても予定通りきた…シラー汗)が、それとは違ったと思う。
バルーンを抜いたあと、計量カップを手渡され、しばらくは排尿時間とその時の尿量を記録してください、と言うことだったので、いちおう、血尿かな?と看護師さんに報告して、計量カップ内のものも見てもらった。そのあと飲み物をガブ飲みしてはトイレに行っていたら、徐々に痛みも減り、色も正常になった。

あと、その日の夜まで点滴があり、たびたび閉塞したり漏れたりで、それが大変だった。もれてもいいから早く点滴を終わらせたいと、もれてパンパンになってもしばらく黙っていたりしてみたが、なんの意味もなかった。クリニカルパスで規定の点滴はなにがなんでも入れないとだめなのかな。もういっそ口から飲みますよ!と言いたかったがなんとか血管から吸収して夜に点滴も終了。

食事はその日の昼から全粥食が始まった。看護師さんは「目標5割でいいですから」と言ってくれたが、けっこう美味しいとかいいながら8割は食べた。

なにかにつけて順調、順調と言われたが、(筋腫を)ちょこっとしか取れなくて軽いからかな…などと少し冷めた気持ちで受け止めていた。




その日の昼食:
金目鯛?の煮付け、ほうれん草のお浸し、冷や奴、にゅうめん、バナナ、粥