熊本で作出されたハイブリッド・ウルフ | For All Dogs

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今回紹介するのは、日本で生まれたハイブリッド・ウルフである肥後狼犬です。基本的なデータは以下の通りです。

 

原産国:日本

作出目的:狩猟犬

別名:肥後狼、肥後犬

大きさ:中型犬

体高:44~51㎝

毛色:黄灰色

運動量:60分

手入れ:2~3日に1回のブラッシング、トリミングは不必要

飼い易いさ:初心者向きではない

 

Historie

 

肥後狼犬は、熊本県で作出されたハイブリッド・ウルフで、熊本の土着犬と日本原産のニホンオオカミと異種交配して作出されたといわれています。主にイノシシを狩猟する狩猟犬として活躍しました。

 

ニホンオオカミは本州、九州、四国で生息していたといわれる狼ですが、現在では絶滅してしまったといわれています。ただ、絶滅はしていないという説も存在しています。

 

最後に生息が確認されたのは明治38年(1905年)1月23日に奈良県で捕獲されたオスオオカミで、これ以降は確認されてはいません。

 

ニホンオオカミの絶滅の原因としては確定はしていませんが、狂犬病やジステンパーなどや、人間による駆除、開発による食餌の減少や生息地の分断などが複合的に合わさって絶滅してしまったと考えられています。つまり、人間によって絶滅させられた動物種といえますね。

 

肥後狼犬は明治維新後にはほとんど姿を見せませんでしたが、昭和23年(1948年)に九州の山中で瀕死のメス犬が発見されました。このメス犬を発見したのは肥後狼犬保存会の創設者である小山克巳氏でした。

 

肥後狼犬保存会は肥後狼犬の保存を行っていますが、会員の高齢化によって活動は活発とは言えません。また、肥後狼犬は雑種化していますが、飼育頭数は増加しています。

 

Aussehen

 

ニホンオオカミに似た特徴を持っていて、野性的で精悍な顔立ちをしています。また、目つきは鋭く、耳は立ち耳で前方に向いていて、尻尾は巻き尾若しくは差し尾をしています。

 

前足の間隔は広く、踏ん張った感じがあり脚は長めで体系もすらっとしていて狼爪はありません。

 

手入れは2~3日の1回のブラッシングで十分です。耳は立ち耳なので頻繁な耳の手入れは必要ありません。

 

~Charakter und Merkmal~

 

性格は人懐こく、温厚で大人しいといわれています。また、メスはやんちゃな所があるといわれ、頭がいいタイプでしつけは難しいタイプではありません。

 

ただ、しつけをしっかりとしないと遠吠えや夜泣きをする事があるので、しつけはしっかりと行う事が大切です。

 

また、オオカミの血が入っている犬種なので、他の人に攻撃をけしかけるようなコマンドは本当に相手に攻撃を加えてしまう危険性があるのでタブーとされています。