2023年3〜5月は4冊読みました。
※自分の覚書として勝手に星付けてます
① コメンテーター 著:奥田英朗
★★★★★
町長選挙から17年ぶりの復活
3部作で終わりだと思っていたので
発売を知った時は、ひとり小躍りしました。
短篇5話ありましたが
読むのが勿体無くて、毎日1話ずつ読みました。
未読のものがまだ残っている幸せを感じるために
読むのを我慢するという…
Dr.伊良部のキャラが、今の時代にも
受け入れられてるところが最高でした
今、猛烈に3部作を読み直したい衝動に
駆られています。
② 傲慢と善良 著:辻村深月
★★★☆☆
婚活をテーマにしたお話。
主人公の女性(真実)があまり好きになれなかったのは、もしかしたら自分が持ってる嫌な部分かも
しれない。
真美の母にしても、つい娘を心配してしまう気持ちはわかるから、ハッとさせられたり…
自分の中の傲慢と善良の部分を見せつけられてる気がしました
③ 君は誰と生きるか 著:永松茂久
★★★★★
最近読んだ自己啓発本の中で1番良かったです。
特に響いた言葉です↓
・人脈は狭ければ狭いほどいい。つながっている人との深さはできる限り深い方がいい
・本当にいい出会いは、全力でやっているときにのみやってくる
・1番大きな問題は、いい出会いがないことじゃなくて、自分にとって大切な人が誰なのかが見えてないこと
友達は多いほどいいとか、みんなと仲良くとか
若い時はそれでいいのかもしれないけど
歳を取るほど時間は命そのものだと感じるから
自分や大切な人のために大事に使いたいですよね。
自分がピンチの時
そこに誰がいてくれるのか
その人がピンチの時
側にいて力になりたいか
それだけ考えれば、自分が誰との時間を
大事にするべきなのかハッキリわかると
思いました。
④ 月の立つ林で 著:青山美智子
★★★★☆
本屋大賞5位 にもなった5話の連作短編です。
同じポッドキャストを聞く人々がそれぞれ
悩みを抱えながらも、前を向いていくお話で
月にまつわる雑学もとても面白かったです。
人と人が、実は見えない所で助けてたり
助けられてたり…
どこかで繋がりあって生きていることを感じて
読了後はホッコリ通り越してホックホク!
安定の青山さん本でした