blog no. 398

 

出かけた日 : 211203 金

 

出かけた場所 : 藤沢→鎌倉・美術館・グルメ

 

この美術館は、今の姿になるまでにゆかりがあります。まず場所ですが、鶴岡八幡宮の入口にある源平池の向かって左(平家池)のほとりにあります。そして名称ですが、正式には「鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム」です。元々は(鶴岡八幡宮の境内ですから)神奈川県が借り受けた土地に、神奈川県立近代美術館の旧鎌倉館が建っていました(1951年11月開館)が、2016年1月末をもって、鶴岡との契約満了をもって、同3月末に閉館。もともと県が更地にして鶴岡に返還する約定でしたが、建物の保存の声高く、鶴岡八幡宮はそれに応える形で、これを保存・活用する形で改築にとりかかり、2019年6月に「鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム」として装いも新たにリニューアルオープンしました。

 

まず、その姿が素敵ですね。世界遺産になった国立西洋美術館を設計したル・コルビュジエのお弟子さんの坂倉準三という人が設計したくらいですから、西洋美術館に似ている訳ですね。でも、私はこの「鶴岡ミュージアム」の方が好きですね。1階は受付以外はピロティ、展示はすべて2階で行われます。(例の如く、禁撮影)

 
↓本館の向かって右にはカフェがあり、おしゃれです。
 
 
 
 
【催し】
特別展 鶴岡八幡宮の名刀 : 歴史に宿る武士の信仰 (12月5日まで)
 
鶴岡八幡宮所蔵の(主に)太刀が45点出陳されていました。中でも目を引くのは「沃懸地杏葉螺鈿太刀・甲および乙」(いかけじぎょうようらでんたち)の二振り(国宝「伝頼朝寄進」)、それとフライヤーにもありますが「太刀 銘 正恒」(国宝「徳川吉宗奉納)ですね。密ではありませんが、この3点には人だかりが出来ていました。国宝なだけあって、素人の私にも見事な光を放ち、そして装飾が素晴らしかったです。他に9点の重要文化財がありました。

 

おまけ↑

 

お昼です。それでは、次なるポイントへと移りましょう 

 

(つづく)